恐ろしき台湾の赤い封筒とは?【中国語:紅包】

台湾の赤い封筒台湾

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恐ろしき台湾の赤い封筒とは?



今回は台湾の赤い封筒について紹介していきます。


中国語で赤い封筒は紅包(ホンバオ)って言います。まず、この記事を読む前にこれだけは覚えておいて下さい。

台湾の道に落ちている赤い封筒は絶対に拾わないて下さい。



もし拾ってしまうと、あなたは冥婚をすることになるかもしれませんよ。


この記事を書いているのは、台湾留学を4年間したアラサー男子です。台湾人から「赤い封筒が落ちていても拾っちゃだめよ」って何回も言われた事があります。

まず紅包とは?

赤い封筒(紅包)の画像


本来台湾の紅包(赤い封筒)はご祝儀の場で利用されたり、ポチ袋としても使われる大変縁起がいい封筒。ただし、道端に落ちていた場合、全く持って違う意味合いを持つようになってしまいます。


その理由は次章から説明します。

冥婚という結婚をご存知ですか?


突然ですが、皆様は冥婚という言葉をご存知でしょうか?冥婚を簡単に説明すると下記の通り。

生者と死者に分かれた者同士が行う結婚のこと。


つまり死者と結婚する事が冥婚です。


なんでこんな慣習が続いているのかというと、台湾の風習では、若くして亡くなってしまった未婚の女性を結婚させてあげようという文化があります。「結婚をさせてあげなければ可哀想である」と親族は考えます。


そこで道端に赤い封筒を置き、その中にお金や亡くなってしまった女性の髪を入れておき、拾った男性を結婚相手とするという文化が台湾にはあるのです。

赤い封筒を拾ってしまったらどうなるの?


ここまで読んでくれた皆さんであればもうなんとなく分かっているかと思いますが、亡くなった女性と結婚をさせられてしまう、つまり冥婚をさせられてしまうという事。


マヤカシや伝説ではなく、私が台湾留学中なんども台湾人の友達に言われた事なので信憑性は高いです。


また、台湾の映画で屍憶という冥婚をテーマにした映画もあるので、台湾には間違いなく冥婚のシステムがあることが分かります。

 

青柳
青柳

これは私も見ましたが、めちゃくちゃ怖いので気になった方は見てみて下さい!

赤い封筒を見た事がある【経験談】

「赤い封筒を拾わない」という台湾の文化についてインターネットを見ると

 
  • もうそんな文化はない
  • ごく一部の田舎ではあるかもしれない

など書いてあります。ですが、私が台湾へ留学をしていた時(2011年〜)台湾ではまだこの文化はあったと思います。


何故かというと、私は紅包が落ちていたのを台北で見たからです。

青柳
青柳

信じるかどうかはお任せしますし「あり得ない!」と思うのであればそのようにお考え下さい。



台北の繁華街でたくさんの人が歩く中、何故か途中で人の流れが2つに分かれていました。まるで電車の分岐のように。


そして分岐している中心には意味ありげに置いてある紅袋がありました。もちろんうっかり紅包を落としてしまっただけなのかもしれませんが…。

外国人も冥婚の対象になるの?

ごめんなさい、4年間台湾に留学をした私でも分かりません…。


ですが、紅包を拾った男性=婚姻の相手と親族が考えるのであれば可能性は十分考えられます。もう一度言いますが、台湾へ観光に行った際紅包が落ちていたとしても絶対に拾わないで下さい。


誰かが拾うのを、親族が隠れてみているかもしれませから…。

拾ってしまった場合の対処法は?


台湾人に聞いた際は、親族にお金を渡す事で解決できる可能性はあるとの話でした。ですが確証はありませんので、絶対に拾わないで下さいね。

まとめ

台湾はとてもいい場所です。


日本人にとって過ごしやすい場所台湾。そんな台湾にも禁忌と呼ばれる習慣はあるものです。


日本では普通の事も、台湾に行ったら普通じゃない!って事もあるかもしれないので皆さんも注意てして台湾旅行を楽しむようにしましょう!


今回は、以上です。

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