台湾留学のデメリット・メリットを台湾留学者が忖度なしで解説!

台湾

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悩んでいる人
悩んでいる人

台湾留学をするデメリットとメリットを知りたい…。実際に台湾留学を経験した人が、どんなメリットとデメリットを感じたのかを聞いてみたい…。



今回は、上記の疑問を解決する記事です。


この記事を書いている筆者は、台湾の大学へ4年間通っていました。無事卒業もできました。


ここ最近台湾留学を考えている方も増え始め、台湾留学の良し悪しを調べる方も増えてきた印象です。


そこで今回は実際に台湾へ留学をしていた私が、忖度なしで台湾留学のメリットとデメリットを解説します。


私自身、台湾留学の斡旋業者の回し者ではないので(笑)台湾留学の本当のところが分かるはずです。

プロフィール

台湾の大学に4年間留学していた青柳。アラサー男。高校を卒業し3ヶ月間中国語を勉強し、台湾の大学へ奇跡的に合格。4年間で卒業。

また、台湾留学のメリットは調べて知っている方も多いと思うので、今回は台湾留学のデメリットから紹介していきます。

台湾留学のデメリット【体験談】

台湾留学をしたことで感じたデメリットは下記の通り。

台湾留学のデメリット
  • 日本語を忘れる
  • 簡体字が読めない
  • 日本での就活は不利
  • 帰りたくない
  • 日本語ができる台湾人が多い
  • キッチンが無い
  • 独特の匂いがする
  • 衛生面は悪い
  • 蚊が多過ぎる


一つずつ、掘り下げます。

日本語を忘れる

どこのサイトでも言われていませんが、台湾留学を本気で始めると日本語を忘れるってデメリットがあります。


「そんなわけねーじゃん」って思うかもしれませんが、マジです。理由は簡単で、日本語を使わなくなるからです


私自身、台湾留学をして2年間経過した当たりから日本語が出ないって状況になりました。


「えーと、あの、ほらっあれだよ」みたいな会話を、Skypeで親としたのを覚えていますw


日本語を忘れないためにも、留学先に日本人がいるなら、たまに日本語でおしゃべりしましょう👍

青柳
青柳

留学したら日本人とつるまない!中国語だけを使え!って意見もあります。


が、留学をしたら心細くなるので、日本人と話しても全然OKだと思います。


むしろ寂しさに耐えられず、ホームシックになるリスクもありますからね。


【関連記事】

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簡体字が読めない

台湾留学をすると、簡体字が読めないというデメリットがあります。

●台湾では「繁体字」

●中国では「簡体字」


が使われています。
どう違うのかというと…


例えば「豊」という字の繁体字・簡体字を見ていきましょう。

繁体字:豐

簡体字:丰


上記の通り、全く違います。


台湾の繁体字で中国語を勉強すると、簡体字が分からないというデメリットがあります。

将来的に中国語を使って仕事をしたい場合、日本の主な商売相手は中国です。仕事上、簡体字を使う場合が多いでしょう。


将来中国語を使って仕事をしたい方は、簡体字の勉強は必須と言えるでしょう。


下記の本がオススメです。


台湾留学を4年間した私でも、いまだにこの本からは学べます。


内容が濃いので、元は取れると思います。


ちなみにHSK(中国語の試験)では、繁体字・簡体字どちらも使用可能。ただし、どちらかに統一して下さいとのこと。

簡体字と繁体字のどちらを使用して頂いても構いませんが、設問毎に字体は統一してください。

※問題は簡体字で出題されます

HSK

日本での就活は不利


台湾の大学に正規留学をしている方。
そして日本で就活を考えている場合、デメリットがあります。


デメリットは下記の3つ。

①日本の就活情報が入ってこない

②卒業時期が日本と台湾で違う

③気軽に面接へ行けない


簡単に説明します。

①日本の就活情報が入ってこない

日本の大学なら、大学内のキャリアセンターで就活のアドバイスを受けることができます。


が、台湾の大学へ正規留学した場合、誰の助けもありません。自分で一からいろいろ調べる必要があります。


リクナビマイナビなどの就職情報サイトへ早めに登録することをオススメします。

青柳
青柳

私自身、台湾の大学在籍中リクナビ・マイナビで毎日調べまくっていました。ただ、面接のアドバイスを受けていなかったので、最初は大変でしたね。

②卒業時期が日本と台湾では違う

そもそも台湾の大学の卒業式は6月。
日本の大学の卒業式は3月。


そして、日本企業の多くは入社式が4月です。


留学生向けへ入社時期を調整する日本の企業もありますが、行きたい企業が必ずしも留学生の対応をしているか分かりません。

青柳
青柳

私自身、台湾の大学を卒業したのが6月。そこから面接を受け始め、就職したのは大学を卒業した次の年でした。

③気軽に面接へ行けない

日本の大学生であれば在学中に面接を受けられます。日本にいますからね。


しかし台湾の大学に在籍している時に、飛行機に乗って日本まで行って面接を受けに行くのは無理ゲーです。


最終面接である役員面接まで、全てオンラインで行う企業であればOKです。


が、行きたい企業がオンライン面接を行っているか分かりません。

帰りたくない

台湾は、日本人にとって過ごしやすい環境です。台湾留学をして、楽しすぎて「帰国したくない!」って考える方は結構います。


私自身、台湾の大学を卒業して「帰りたくない!」って本気で思いました。

また、台湾で彼氏・彼女ができた場合、卒業のタイミングでサヨナラをする可能性もあります。


一見ネタのデメリットに見えますが、真面目です。「帰らなきゃいけないのに、帰りたくない」って悩むのはストレスにもなりますからね。


解決策は「台湾で生活をする」です。言うのは簡単ですが、現実問題難しい場合もあります…。


その為「帰りたくない」という想いが出るのはデメリットと言えるでしょう。

日本語ができる台湾人が多い

台湾では日本語を話せる人が多いです。


多くの台湾の大学には「日本語学科」が設置されています。台湾の外を歩けば日本語の看板がたくさんあります。


台湾では日本語ってかなり浸透しているんですよね。夜市(ナイトマーケット)でも、日本語が通じるお店が多いです。


日本語が通じるのは日本人にとって便利ですし、楽。

しかし、中国語の勉強をするために台湾留学をしたのであればこの環境はデメリットです。中国語を使う機会が減ってしまいますからね。


なので、自分から意識して中国語を話すようにしましょう。


「台湾人と話すときは絶対中国語で話す!」と決めておくことが大事です。

キッチンが無い

台湾の家庭では外食かテイクアウトが一般的。


家でご飯を作ることはほぼありません。


その為、住む場所にキッチンが付いていない場合も多いです。私が住んでいた寮・マンションにもキッチンはありませんでした。


「ご飯は自分で作って食べたい!」と言う方には、デメリットでしょう。

ただ、台湾の外食はかなり安いです。ちょっと良さげなレストランに行ってしまうと高いですが、夜市や個人経営のお店などでご飯を調達すれば、食費は抑えられます。

青柳
青柳

ちなみに私は、士林夜市でご飯を済ませることが多かったです。100元(300円〜400円)あれば、男性の私でもお腹いっぱいになりました。


その為、食費はそこまでかかりませんが「料理を作りたい!」って思っている方にはデメリットの一つです。

独特の匂いがする

台湾のご飯には、刺激的(?)というか独特な匂いを発する食べ物が多いです。


例えば「八角」「臭豆腐」が有名。
ご存知の方も多いでしょう。

特に夜市は八角と臭豆腐の匂いが充満しています。


最初はもしかすると「うっ!」となるかもです。私も最初は慣れませんでした。が、台湾留学を1年程度経験したら、なんとも思わなくなりましたね。


ただ、匂いに敏感な方はキツイかもしれないので、台湾留学のデメリットに加えました。

衛生面は悪い

台湾ではあらゆるところにゴミが散らばっています。
「き、きちゃない!」って思う方もいるでしょう。


また、公衆トイレの衛生も悪いです。
(場所にもよりますが…)


もちろん高級ホテルの道の前などは綺麗に掃除されています。が、裏道やローカルな場所へ行くと衛生面が悪いところもあります。


潔癖の方にとっては、大きなデメリットになるでしょう。

蚊が多過ぎる

台湾は気候が暖かく、2月〜3月ごろには台湾では桜が咲き始めます。あ、ちなみに10月〜12月の台北・淡水は普通に寒いですよ。


本格的に暖かくなる4月、蚊が大量発生します。


4月に台湾の公園でピクニックをしましたが、蚊に刺されまくりでした。更に、刺されると痛みを伴う蚊もいたので注意が必要です。


こればかりはどうしようもないので、殺虫剤などを持っておくことをオススメします。

まとめ:台湾留学のデメリット


ということで、まずは台湾留学をするデメリットを紹介しました。


一回まとめておきます。

 
  • 日本語を忘れる
  • 簡体字が読めない
  • 日本での就活は不利
  • 帰りたくない
  • 日本語ができる台湾人が多い
  • キッチンが無い
  • 独特の匂いがする
  • 衛生面は悪い
  • 蚊が多過ぎる



次に、台湾留学をするメリットを紹介します。


早速始めましょう。

台湾留学のメリット


台湾留学のメリットは、下記の通り。

台湾留学のメリット
  • 時差が1時間だけ
  • フレンドリーな人が多い
  • 日本人に優しい
  • 物価が安い
  • 4時間程度で日本へ帰国できる
  • 食べ物が美味しい


こちらも、一つずつ掘り下げていきます。

時差が1時間だけ


日本が朝の10時であれば、台湾は朝の9時。
時差が1時間しかないので、時差ボケの可能性は低いです。


また、日本にいる友人・家族に連絡する時も迷惑にならないのがメリットです。

<下記は台湾時間>

台湾時間

<下記は日本時間>

日本時間


※いずれもGoogleから引用

フレンドリーな人が多い

台湾人はフレンドリーな方が多いです。台湾留学をした当日、たくさんの台湾人に話しかけてもらったことを覚えています。


カモン!友達になろうぜ!って方が多く、人間関係で悩んだことはほぼありませんでした。


また、道に迷っていると通行人が助けてくれる事も多いです。

日本人に優しい

メリットにするかどうか迷いましたが、私自身経験したことなので載せます。


日本人を好意的に見てくれる台湾人は多いです。
日本人だと分かった瞬間に、優しくされた経験もあります。


「台湾は親日かどうか?」って聞かれることが多いのですが、全員親日ではありません。しかし、優しくしてくれる方が多いのは事実だと思います。

物価が安い

台湾の物価は安いです。
以前に比べて物価は上がってきた印象です。


が、まだ日本よりは物価は低いです。


私が台湾留学をした時、100元(300円〜400円)あれば一回のご飯を済ませられる程でした。

4時間程度で行き来が可能

中華航空公式ホームページ
引用:中華航空公式HP

上記は、中華航空の東京(成田)から台北(桃園空港)のフライト時間です。


3時間55分で台湾に到着することが分かります。


日本と台湾は距離も近く、気軽に日本へ帰国できる点もメリットの一つです。

食べ物が美味しい

日本人の味覚と合う台湾料理がたくさんあります。


留学をするなら、食事はできる限り自分に合っている場所の方が良いです。


食事は毎日するものですから。


台湾は美味しいご飯が多く、台湾留学をするメリットの一つとも言えるでしょう。

まとめ


というわけで、今回はこの辺にします。


最後に一つだけ、デメリットも書きましたが台湾留学をしたことに後悔は全くありません。


台湾留学中にできた台湾人の友達とは今でも連絡を取り合っています。


海外の友人も作ることができ、日本を外から見ることもできます。海外留学は、人生の中でも貴重な体験になるでしょうし、これからの人生でもこの経験はきっとプラスに働くと思いますよ。


台湾留学はオススメだと思います。


それでは、今回は以上となります。最後までご覧いただき、誠にありがとうございました😆

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