どうも、Tidy Plus Investmentの管理人青柳です。
今回はお釣りで資産運用ができる「トラノコ」の記事です。広告も多いので、ご存知の方も多いでしょう(東京の秋葉原駅からトラノコのマーク見えますよ…マニアックかな)
今回は実際に管理人がトラノコを試しに5万円程度、1年半程度運用した結果についてまとめました。トラノコで運用していたのをそもそも忘れていたのは内緒
まず個人的な感想として「投資資金が5万円程度だったらトラノコは利用しない方がいい」です。(※投資方法にもよりますが)
<<結論>>
私はトラノコで少額投資(数万円程度)をして損失が出ました。実際私が5万円程度運用して2021年3月現在損失が出ています。損失が出た原因として、手数料が高い事。トラノコで5万円運用していた事を早々に思い出せば良かったと後悔しています。
トラノコを1年半投資した結果

2021年3月現在の私の評価額は下記の通り。

2021年3月3日の評価額は56,080円!
お釣りをちょいちょいトラノコへ回したり、気が向いた時に1万円をトラノコへ預けていました。特に戦略はありませんでした。
ちなみに投資先の配分は下記の通り。米国債券が最も大きな比重となっています。あちゃあ。

利益は下記の通り。
56,080円(2021年3月の評価額) ー 53,022円(私が投資した金額) =3,058円
利益は3,058円となります。「わーい」と言いた所ですが、ですがですよ!トラノコには「利用料」があります。下記の通り。
・月額300円(税込)
・運用報酬0.3%(税抜)
・その他手数料0.1%
上記3つの費用について、もう少し詳しく説明します。
月額300円(税込)
…投資額にかかわらず、毎月300円かかります。
運用報酬0.3%(税抜)
…例えば1万円投資しているのであれば、1日あたり約0.08円かかります。【計算式:0.3%÷365日=0.00082%】by トラノコ 公式HPより計算式引用
その他手数料0.1%
…監査費用等の手数料分です。最大0.1%かかります。
なので、利用料は300円+0.3%+0.1%となります。
<<例外>>
出金手数料があります。一回の出金で300円。
色々と書きましたが、トラノコを利用するだけで最低でも月額300円の損失が出る訳です。私は2019年8月からトラノコで運用を始めています。つまり2021年現在、1年以上保有しています。
計算すると「12ヶ月×300円=3,600円」の手数料がまずかかっています。私がトラノコで5万円運用した利益の総額は3,058円。はい、この時点で損失決定です。
3,058円(私の利益)ー3,600円(利用料)=-542円
では、2019年〜2021年3月の間の全体的な市場はどうだったのでしょうか?2019年に比べて、2021年の景気が悪い場合もあります。試しに日経225を見てみましょう。

上記チャートは、2019年〜2021年までのチャートを青線で区切った物です。コロナによる一時的な株価下落はありましたが、2021年の方が遥かに株価は上昇。
参りましたね、これではインデックスファンドに毎月投資をした方が利益は出ていた事でしょう。それでは米国市場はどうだったのでしょうか?
下記はダウ平均です。

2019年に比べて、2021年の方が指数も上がっている事が分かります。コロナで一時的に下落していますが、復活しています。
これでは5万円分を自分でアメリカの株式に投資をしておいた方が、遥かに利益が出ていたことでしょう。
※あくまで国内外の景気に代る指標の一つを参考までに載せただけです。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回の記事で、トラノコが一概に悪いと言いたい訳ではありません。今回の記事はあくまで「トラノコ に少額で投資(5万円程度)をすると、利用料が高く利益が出なかった」という個人的な結果です。
が、毎月利用料が最低300円かかってくるという事は覚えておいた方がいいと思います。
また、トラノコに投資をするならば10万円以上はみておいたほうがいいと思います。トラノコはお釣りを投資に回すというサービスですが、お釣りをチョビチョビ投資しているだけだと損失は膨らんでしまうかもしれませんのでご注意を。
今回は、以上です。
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