Tidy Plusの青柳です。
簡単に自己紹介をします。
日本の高校を卒業した後、中国語を3ヶ月だけ勉強。
そのまま台湾の大学へ正規留学をしました。

ちなみに「正規留学」とは、台湾の大学に入学して台湾人の大学生と同じように授業を受けること。私は中国語で経済学や貿易関連の授業を受けたりしてました。
台湾の大学も基本は「4年間」です。無事に単位が取れれば、4年間で晴れて卒業できます。私も留年せず卒業しました。
さて、今回の記事テーマは「留学をしたけど授業についていけない」時の対処法です。
私は数ヶ月中国語を勉強しただけで、台湾の大学生と同じように中国語で授業を受けました。最初はかなり苦労したことを覚えています。しかし、本記事で紹介する考え方でなんとか4年間で卒業。
なので、今海外の大学にいて「授業についていけない…」という方は、この記事をご覧ください。
【意見】先生に教えてもらうのは、リスニング能力を上げてから

「台湾留学をして授業が分からない時」のアドバイスとしてよく言われるのが下記の2つ。
正攻法です。
しかし、授業を聞いても内容が分からなかった場合、そもそも中国語のリスニング能力が低いケースがあります。つまり、先生の言っていることが(言語的に)分からないって場合。
中国語のリスニング能力が低ければ、どんなにうまく先生に教えてもらっても結局「聽不懂…(聞き取れない)」です。これでは意味がありませんし、テストでいい点数は取れません。単位も落とします。
この時の解決策は2つです。
中国語を勉強するか、日本語のテキストを買うかです。
【簡単】中国語を勉強するか、日本語のテキストを買うべき

一つは、中国語を勉強することです。リスニング能力が低いのであれば、まずは中国語を聴きまくってリスニング力をあげる必要があります。
しかし、これではいつになったら単位が取れるか分かりません。
中国語のリスニング能力を上げるのは割と大変だからです。
私自身、中国語が「あ、中国語聞き取れる!」って感じ始めたのは、台湾生活が2年経過したあたりからです。ならば、そんな周りくどいやり方をせずに「日本語のテキスト」を買いませんか?
経済学なら、日本語の経済学の本を買おう。私は買った
私が大学1年生の時、とにかく困った科目が「経済学」です。先生は早口で、何を言っているのか全く分かりません。専門的な中国語もバンバン出てきて、友達に聞いても分かりませんでした。
今となれば分かりますが「會計」という中国語。この「會」は基本的には「ホェ」と発音します。しかし「會計」という言葉になった際の「會」の読み方は「クァイ」になります。

北海道の「道」は「どう」と読みますが「この道をまっすぐ」の時の「道」は「みち」って読みますよね。
このように、中国語能力が低い人にとって専門的な授業を「中国語で授業を聞く」って行為はそもそも無理があります。日本語を3ヶ月勉強した人が大学生レベルの経済学を理解するのは無理でしょう。
なので私は「日本語の経済学のテキスト」を買いました。そして、日本語のテキストで勉強しました。この方が効率的です。
もちろん「それじゃ意味ねーじゃん」って反論も分かります。
「何の為の留学や!」って思うかもしれません。
しかし、留年はしたくないはずです。1年生の時に「経済学」の単位を落として留年する可能性もあります。留年をしても学費が払えるなら問題ありませんが…。
台湾の大学へ正規留学をする目的は「中国語を話せるようにする」「専門的なことを学ぶ」の2つ。ぶっちゃけ、2年間も台湾に住んでいれば中国語能力はかなり上がります。
ならば「専門的なことを学ぶ」のは日本語でも良いのではないでしょうか?というのが私の意見。
海外にいても、電子書籍なら日本の本も購入できるはず😌
グループワークは「お手伝い」「雑用」を積極的にすること

台湾の大学の授業では「グループ」で作業をすることもあります。生徒たちが複数人集まってテーマに沿って調べる授業です。
グループで何かを調べて発表することもあります。中国語で「上台報告」なんて言われます。発表した内容が、そのままテストの点数になることもあります。中国語の能力が高ければ問題ないでしょう。
しかし、中国語を数ヶ月勉強した人がいきなり「資本経済と市場の関連性」ってテーマで中国語で何かを調べるのも、発表するのもおそらく無理です。
なので、その場合はグループの「お手伝い」「雑用」をしましょう。
とりあえず、何か役に立つことをしておきましょう。そうしないと「あいつ特に何にもしてないのに単位だけもらったのか…」と関係性も悪くなりますし、自分もいづらくなりますから…。
コーヒーを買ってきたり、CoCoでタピオカミルクティーでも買ってきましょ😌
まとめ
というわけで、今回はこの辺にします。
私が通っていた大学では比較的「ペーパーテスト」が多かったです。なので、日本語のテキストを買ったり、たまにあるグループワークでは雑用・お手伝いをすることで何とか乗り切りました。
自分の意見を授業中に発言することはあまりなかったので、ある意味良かったです。もしそうだったら、私はおそらく留年していました。
なので、今あなたが「授業についていけない」と悩んでいる場合は…。
上記の2つを行ってみてください。
おわり。
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