Tidy Plusの管理人です。
簡単に投資歴を話すと、株式投資・投資信託・FX・信用取引・アメリカ株などの投資を始めて6年経ちました。
現在はアラサーの男子です。
最近、アメリカ株にハマっています。
今回の記事テーマは株式投資をする時、注意することについてです。
最初に本記事をまとめておくと、下記の通り。
本記事はあくまで個人的な意見なので、ご参考まで。
また、題名にも書いてある通り今回は短期〜中期投資をする方に向けての記事です。
私自身投資を6年もガチャガチャポンポコ(?)続け、いまだに退場していません。
今回紹介する「株式投資で注意すること」を意識していたのも要因の一つでしょう。
意識してからは大きな負けもしていないので、参考になると思います。
※この記事は広告はありますが、変な勧誘はないのでご安心下さいw
※この記事は、あくまで初心者向けです。
株式投資で注意しておくこと【5つ】

繰り返しますが、下記の通りです。
順番に解説していきます。
他の人も興味がある銘柄なのか?
個人的に、この自分への問いかけが最も重要だと思います。
・他の人も興味がある株 → 注目されており、期待感から株価が上昇する可能性がある
・他の人は興味がない株 → 市場から興味をなくされると、なかなか株価は上がらない
上記の通り。
反論あるかもですが、私は上記のように思っています。
多くの人に「今」興味をもたれている株。
なおかつ、多くの人が「今」その株を購入したいと思えば、株価は上昇していくでしょう。
市場から注目されていない株を購入しても、なかなか稼ぐのは難しいです。株価に動きがなく、利益も損失も出ないという最悪のケース。
「あれ、俺なんで投資してるんだっけ…」という虚しい気持ちになりますw
また、個人的なイメージでは、市場から興味を無くされた銘柄は徐々に株価がきり下がる事が多いと思います。
少しずつ、、、損失を重ねるイメージ。
例:ライオン(4912)に投資するか迷っている場合

例えばですが、ライオン(4912)という銘柄に投資をしようか迷っているとします。歯ブラシなどオーラルケア商品が主力。
下記の商品をご存知の方も多いでしょう。
ライオンは素晴らしい企業です。
日本を代表する東証一部の銘柄。
が、ライオン(4912)は、他の人も「今」興味がある銘柄でしょうか?
※ここでいう興味とは、「この株良いな!買ってみようかな!」って思うかどうかの興味を指します。
もう一度、先ほどのライオンの株価チャートをご覧ください。

株価は2020年の7月からだだ下がりです。
一時期は2,840円でしたが、2021年5月現在2,044円まで下落。
「買いたい」と思う人が少ないので、株価が下がっています。
単純ですよね。
つまり、現状ライオンの株は市場であまり目立っていません。
あなたが買いたいと思っても、他の投資家の事を考えないと、稼ぐ事は難しいです。
他の投資家の動向を探る方法
簡単な方法は2つです。
Yahoo!ファイナンスの掲示板
Yahoo!ファイナンスには、株価掲示板があります。
特定の株に対して自分の意見を発信できる場。
マナーはとても悪く、よく喧嘩も起きています。
気になる方は、下記からどうぞ。
口が悪い方は多いのですが、他の方が銘柄に対してどう思っているのか、チェックする事ができます。
ライオン(4912)の掲示板のリンクを貼っておきます。
気になる方は、どうぞ。
個人的に、ここ最近特にお通夜モードのコメントだった銘柄は下記のスレッド。
あなたが投資をしようと思っている銘柄を、株価掲示板で調べてみましょう。
コメント欄が過疎っているか、お通夜モードの書き込みが多いなら、避けたほうがいいかもしれません。
市場であまり目立っていないのであれば、株価の動意も少ない事が多いからです。
投資する銘柄のニュース

証券口座があれば、銘柄のニュースをチェックする事ができるはずです。ちなみに上記は、楽天証券のライオン(4912)のニュース一覧。
企業にとって悪いニュース(商品の自主回収、リコール問題など)が出ていたら、株価は下落する可能性が高いです。
「逆に割安になった今がチャンス!」という逆張りもありです。
が、初心者のうちはオススメしません。更に株価が下落して、大きな損失につながる場合が多いからです。
一方「業績が前年比〇〇%増」「新商品開発!」などポジティブなニュース。
このようなニュースが出ていれば、他の投資家も注目している場合が多いです。
つまり、株価に動きがある場合が多いです。
また、日本経済新聞などでニュースになると、株価に動きが出やすくなります。
しかし、ポジティブなニュースが出たからと言って、株を買えば必ず儲かる訳ではありません。詳しくは次章から解説します。
株価は上昇し過ぎではないか?

上記は、アメリカ株のネットフリックスの株価です。
巣ごもり需要で、株価は順調に上昇。
しかし、会員数の数が会社目標に届かず株価は下落。
「あれ?ネットフリックスって会員数増えてないの?なんだよ、じゃあ期待外れだわ」と投資家に思われ、株を手放した事が原因でしょう。

このように、株価は期待+実績を理由に上昇・下落を繰り返す事が多いです。
投資家の期待が外れると、株価が急落することも多いです。なので、株式に投資をする際は、その株式が買われすぎではないかどうかをチェックしましょう。
ポジティブなニュースが出ても、既に株価が急上昇していたら、割高な株を購入する事になります。
株式が買われ過ぎかどうかをチェックする方法
簡単な方法は2つです。
PER
【PERとは?】
株価の割安、割高をチェックする指標として使われる事が多い。一般的に15倍以下が割安だと判断される事が多い。
株価には、PERという指標があります。
検索エンジンで「銘柄名 PER」と調べれば、出てきます。
PER15倍以下だと割安だと判断される事が多いです。
が、必ず割安という事ではありません。
一種の判断材料。
またPER15倍以上でも、割安な場合もあります。
下記は、2021年5月6日現在の銀行業・サービス業の全市場平均のPERです。
上記のように、業種ごとにPERの平均値は全く違います。PERが15倍=割高だと判断せず、同業他社と比較する事をオススメします。
業績と株価を比較
難しく考える必要はありません。
例えばA社の2018年の売上が400万円で、2018年の株価は1,000円だったとします。
次に、2019年の売上は500万円で、2019年の株価は急に4,000円になりました。
上記の例は「さすがに業績と株価比例してくなくね?」って思いませんか?
実は、このような株価は多々あります。
会社の実績だけでなく、将来に期待している投資家が多いケース。
期待が先行されている銘柄は、業績で結果を出さないと株価が急落するケースが多いです。
株式投資の初心者の方は、業績と株価が比例していない銘柄には手を出さない方が良いです。
手を出すにしても、大量に売買するなどの大勝負には出ない方が良いです。
自分が事業内容を理解できる or できない
ここに関しては、完全に自分の為です。
例えばですが、下記の例をご覧ください。
・砂糖販売会社 … 砂糖を販売している会社
・スーパーWi-Fiマウスグループ … どんな会社か分からない
上記2社は架空の会社です。
今、私が5秒で考えましたw
あなたは上記の会社が何を商いにしているか分かりますか?
おそらく「砂糖販売会社」は砂糖を販売している会社。しかし、スーパーWi-Fiマウスグループは、一体なんの会社か分かりません(笑)
事業内容を見てもさっぱり分からないのであれば、投資はオススメしません。
事業内容がわからなければ、株価が下落した理由もわかりません。結果、このまま投資を続けた方が良いのか、それとも損切りした方が良いのか、判断がつかないからです。
投資界の神「ウォーレン・バフェット」もこう言っている
投資先は自分に理解できるビジネスに限るべき
ウォーレン・バフェットは、投資で9兆円近く稼いでいる、アメリカの大富豪です。
投資で大成功しているバフェット氏も上記のように言っています。
参考にすべきでしょう。
信用買い・信用売りの比率はどうか
・信用買いが多い → 将来的に、株価が下落する要因となる
・信用売りが多い → 将来的に、株価が上昇する要因となる
信用取引とは、一定のお金を担保し、3倍程度の取引ができる制度。つまり、10万円あれば30万円程度の取引が可能になります。
多くの銘柄は、信用取引で売買できます。
例えばライオンの場合。
信用倍率は1.09倍(408,400÷375,800)
この信用倍率が5倍を超えると、株価は下落する事が多いと言われます。
なので、信用倍率が高過ぎる企業は、注意しましょう。
損切りは行う
最後に、、、これも重要です。
投資はギャンブルではありません。
損失が出た時、損切りポイントを「必ず」決めておく事。
というのも、人間は損失が異常に嫌いです。
1万円の「利益を出した時」と「損失を出した時」の喜びと悲しみは、理論上同じのはずです。
が、人間は1万円の損失を出すと、喜びよりはるかに大きな痛みを感じます。
→行動経済学の「プロスペクト理論」より
損失がどんどん拡大しても「もしかしたら上がるかも…」という期待から、株をそのまま放置する方もいます。
なぜなら損失を出したくないからです。
思い通りに株価が上がればOKです。
が、ほとんどの場合うまくいきません。
なので、損切りは必ず設定しておきましょう。
100株15万円で購入した株が、12万円になったら損切り。
あらかじめ、損切りをする価格は決めておきましょう。
決めておかないと、損切りができずにズルズルと損失を増やす結果になるかもです。
株式投資は人気投票

最近になって、短期投資をするのであれば、市場から少しは注目されていないとダメだって事が分かりました。
市場から注目されないと、値動きがほとんどないか、値下がりをする事が多いです。
つまり、大きく稼ぐことが難しいです。
また、損切りをしようにも取引量が少なく、売却ができない場合もあります。
配当金の受け取りが目的の長期投資なら、市場から注目されていなくてもOKでしょう。が、短期間で利益を得るには、値動きがないと稼げません。
株で損失を出す方の特徴
初心者に多い損失の出し方は「コツコツ、ドカン」です。
FXでもよく使われる言葉。
言い換えば、少しずつ利益を上げて、最後に大きな損失を出す事。
私自身もよくやっていました。
例えば、200円の利益が9回出たとします。
合計で1,800円の利益ですよね。
しかし、最後の一回の取引で2,000円の損失を出したとします。
すると、200円の損失です。
(1,800円の利益 ー 2,000円の損失)
9勝1敗なのに、トータルでは損失が出ていますよね。
このように、一度大きな損失を出すだけで利益がぜ〜んぶ吹っ飛ぶ可能性があります。
損切りができないと、上記の例のようにコツコツドカンになる可能性が高いです。
コツコツドカンにならない為には?
「損失は早めに損切り、利益は遅めに確定」を意識しましょう。
トータルで利益が出ていればOKです。
最悪、1勝9敗でも利益が出ていれば、問題ありません。
200円の損失が9回出ても1,800円の損失。
最後に3,000円の利益が出れば、1,200円(3,000円 ー 1,800円)の利益になります。
なので、損切りは早めに、利益確定は遅めにを意識しましょう。
私自身、損切りを機械的に行い始めてから、利益が比較的安定するようになりました。
株で利益を上げるなら、試行錯誤は必須
という訳で、今回はこの辺にします。
最後に、株で利益を上げるなら、試行錯誤は必須だという事。
今回紹介した事だけを気をつければ、大きな損失は回避できる可能性は高まります。が、大きな利益を出すには、更に試行錯誤が必要。
「自分なりにルールを考え、実行し、修正する」事が大事です。
ぜひ、あなたなりの投資ルールを考え、実行してみて下さい。
当たると、最高に気持ちいいですよ。
もう一つ付け加えるなら、酔っ払っている時は絶対に取引はしない事。(当然ですが)
私は過去、一度それで失敗しましから笑
判断も鈍るので、オススメしません。
というわけで、今回は以上です。
最後までご覧いただき、誠にありがとうございました!
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