こんにちは、Tidy Plus investmentです!
TwitterはTPIです。
今回はシャープ【6753】の株価分析を行いました。2016年に台湾の鴻海精密工業(ホンハイ)に買収された時は激震が走りました。
私は台湾へ留学もしていたのでホンハイと言う企業はよく知っていましたが、シャープが海外企業に買収されたと言うニュースは少なからず私にとってはがっかり案件。
更にシャープが買収されてから1年で黒字転換をしたと言うニュースを聞くと「シャープの経営陣って赤字を出すために存在していたんかね…??」としか考えられませんでした。
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(マズい…出だしが文句みたい…になっちゃった…こう言う時は…そろそろ本題へ入ります的な形にしよう)
これ以上話すと前置きが長くなりそうなので、そろそろ本題へ入りましょうか。
・業績はいまいち
・1,900円を越えれば短期的な上昇は期待できるかも
もう少し詳しく見ていきましょう。
今回の考察人です。

青柳です。投資の知識が無い状態で投資の世界に入る。ビギナーズラックで利益が出て、本格的に投資に没頭していく。そして失敗し、50万円の損失。誰かに言う訳にもいかず投資について猛勉強。今では50万円の損失も全額返済。
この記事ではシャープ【6753】について紹介しています。記事内では他の投資家が注目する指標を解説します。
また、配当利回りや業績そして株主配当についても紹介しています。具体的に、あなたのこんな疑問に回答します。
・シャープ【6753】の今後の株価予想は?
・株主配当はあるの?
・ROEやPERの指標は?
・EPSはどうなの?
・業績はどうなの?
ぜひ、最後までご覧下さい!
シャープ【6753】の株価を分析中です…

シャープ【6753】はどのような会社?

・白物家電
・液晶パネル
・複写機
などを手掛ける大手電機メーカーで、大正元年に創業された歴史がある企業です。社名は創業者の早川氏が開発した”シャープペンシル”に由来しているようです。
国内初のテレビ量産・液晶の実用化などでどんどん規模を拡大してきました。そんなシャープの会社概要は下記の通り。
会社概要 | 参考サイト:日本経済新聞 |
会社名 | シャープ株式会社 |
本社住所 | 堺市堺区匠町1 |
代表者名 | 野村 勝明 |
設立年 | 1935年5月2日 |
業種 | 電気機器 |
決算期 | 3月 |
シャープのwikipedia冒頭を引用しておきます。
シャープは「先進的な部品を開発しその部品を元に特徴的な商品を生み出す」流れと、「商品に使われることによって部品の目標が明確になり性能が向上する」という流れの循環で成長して来ており、シャープではこれを「スパイラル戦略」と呼んでいる。近年では、スパイラル戦略に加え、他社にない部品や商品を作り出す「オンリーワン戦略」を掲げている
wikipedia
シャープの事業内容
シャープの事業内容は下記の通り。
・スマートライフ
・8Kエコシステム
・ICT
スマートライフ事業では「白物家電」「オーブン」「電子レンジ」「電子辞書」「電卓」などの生活に関係する商品を販売。
8Kエコシステム事業では「液晶カラーテレビ」「複合機」「プロジェクター」「車載カメラ」などを販売。
ICT事業では「携帯電話」「パソコン」などを販売しています。
さて、次章から実際の株価チャートを見てみましょう。
シャープの株価

簡単に見ていきましょう。
2021年1月15日 午前11:18現在の株価チャート(3ヶ月)です。
株価は1,877円。
PERは54.62倍です。
一般的にPERは15倍以下が割安だと判断されます。
シャープの業種である「電気機器」の平均PERは51.66倍(全市場平均)*2021/1/15現在
またシャープの関連銘柄も紹介しておきます。
ソニー | 株価 | 10,590円/株 |
パナソニック | 株価 | 1,278円/株 |
船井電機 | 株価 | 438円/株 |
次に、株主優待について見ていきましょう。
シャープの株主優待
シャープに株主優待はありませんでした。
なんかちょっと残念ですが、ちなみに東芝やパナソニックにも株主優待はありません。
シャープの配当金

2018年→2019年に配当金は2倍。配当利回りは0.96%となっております。
配当利回りは低いですね〜。
日本企業は配当利回りは低いので仕方ありませんが、まさか1%以下だったとは…。
配当金目当てで購入するのはちょっと難しいですね。
シャープの業績(売上・営業利益)

シャープの業績(売上・営業利益)は2018年から少しずつ下落中。
コロナウイルスが発生した2020年には営業利益も前年比から大きくマイナスとなっております。
ただし、2022年予想は業績も盛り返してきています。
営業利益:売上総利益から販売費・一般管理費用を差し引いた利益です
シャープの純利益

純利益も2020年は大きく下落。
2021年予想は、前年比ダブルスコアになっています。ここまで復活するのかな…。
純利益:法人税などを支払った後の「純粋」な成果の事です。
シャープのROE
2021年1月現在、ROEは6.70%となっています。
Tidy PlusでのROE合格ラインは10%以上なので不合格。
この指標は外国人投資家が「Yahooo!!buy it!!buy it!!」ってテンション高めに見ているのでチェックしておくといいですよ。
外国人投資家は日本の株式市場に半分以上いますので。
ROE:その株に投資してどれだけ効率的に利益を得る事が出来るかを可視化した指標です。
シャープのEPS

上記はシャープのEPS推移チャート図です。
う〜ん。あまり安定しているとは言えませんね。
この指標も外国人投資家が「OH〜GREAT」だの「NO!」とか言いながら見るのでチェックしておくと良いですよ。
シャープのチャート分析

(3ヶ月チャート)
2021年から株価は上昇中ですね。
うーん、これだけだと判断がつかないのでシャープの5年間チャートも合わせて見ていきましょう。

(5年チャート)
2018年頃から株価は下落し、低迷中でしたが2021年現在反発を始めています。
以前は上記チャートの通り1,900円を超える事ができていませんでした。
ただ、現状1,900円向かって株価は上昇中。
個人的には1,900円を超えていけば短期的に株価は上昇するかなって思っています。
シャープの株価の今後
シャープの株価の今後です。
業績・指標はいまいち。
また、2019年の業績と比べて2021年の業績はマイナス。2019年の株価は最高値でも1,840円だったと考えると、ちょっと投資しづらいです。
短期的に見れば1,900円を超えていけば短期的な上昇は期待できるかも。
Tidy Plusの全体的な評価としてはいまいちですが、気になった方は四季報などでチェックしてみてください!
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