なぜローソン(2651)の株価は2016年から下落し続けているのか?

投資

Tidy Plusの青柳です。
投資歴は6年目になり、株式投資・投資信託・金投資・FX・アメリカ株へ投資をしています。


アラサー男子です。


題名にもある通り、今回はローソン株が下落を続けている理由を考察します。Lチキめっちゃ好きです。


あなたが住んでいる周りにもあるかもしれません。有名な企業ですが、株価は2016年からずっと下落トレンドを続けています。


ローソン株の下落の理由を考察すると、下記の3つ。

・業績が下落している

・下落トレンドを突破できていない

・コロナによる外出客の減少



それでは、もう少し詳しく見ていきましょう。


あくまで個人的な意見なので、参考までにご覧くださいね😶

ローソンの株価は最高値から50%下落

ローソンの株価チャート


上記は2011年〜2021年までのローソンの株価チャート。


2011年〜2016年までは順調に株価上昇していました。
が、2016年〜2021年にかけて株価は下落。


10,000円を超えていた株価も、今は5,000円になっています。


最高値から半値なので、100万円でローソン株を買った方は、50万円の損失を抱えていることに…。


ここまでローソンの株価が下落した理由は、下記の通り。

・業績が下落している

・下落トレンドを突破できていない

・コロナによる外出客の減少

ローソンの営業収入・営業利益が下落している

ローソンの営業収入と営業利益(2018年〜2021年)

まず、ローソンの業績が良くないことが挙げられます。


もちろん株価は業績だけで決まりません。企業に対する将来性や噂など様々な要因で株価は決まります。株式投資は人気投票だって言われることもありますよね。


が、そもそも業績が悪い会社に投資をする方は少ないでしょう。将来的な期待・噂もなければ、普通は業績が良い企業の方が人気なはずです。


その為、業績は株価を決める重要な要因。
上記のローソンの業績を見てみましょう。


ちなみに営業収入は流通用語です。
小売売上高+卸売上+不動産収入」などの合計を合わせて営業収入と言います。

2018年〜2020年までローソンの営業収入は毎年ちょっと増えた一方、営業利益は60,000(百万円)〜65,000(百万円)をキープ。


が、2021年はコロナウイルスによる緊急事態宣言の発令により営業利益は大幅に下落。


コロナの中で外出する方が減ったので、コンビニへ行く人も減ります。結果、コンビニであるローソンの業績が下がってしまったのは当然だと言えます。


ただ、2022年の営業収入予想は700,000(百万円)・営業利益は52,000(百万円)。2021年よりも良くなるであろう予想を出しています。

ローソンの純利益も下落中

ローソンの純利益チャート(2018年〜2021年)


ローソンの純利益も、徐々に下落していることがわかります。


このように、そもそも業績がイマイチなことが株価を押し下げる要因の一つとなっているでしょう。

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ローソン株の下落トレンドが強すぎる事


ローソン株が下落しているもう一つの要因として、下落トレンドが継続している事です。下記のチャートをご覧ください。

ローソンの株価チャート


トレンドの線を2本引いてみましたが、どちらの線も意識される線でしょう。


2016年の中旬から続いており、かなり強力なトレンドだと言うことが分かります。


逆に言えば、今後5,200円を明確に突破できれば、下落トレンドから転換をする可能性があります。


イメージ的には下記のようなチャート。


ただ、株価が長期間の間下落トレンドを継続しています。


かなり強力なので、株価が上昇トレンドに転ずるには「業績が大幅に改善される」or「サプライズニュース」が必要になってくるでしょう。

コロナウイルスによる環境の変化


コロナウイルスの蔓延により、買い物客の減少。
コロナの感染者数が一時減少したこともありましたが、また増えたりしており収束に繋がりません。

結果「コンビニで買い物をする人は減るだろう」と思い株を売却する方も一定数いるでしょう。こちらも株価下落の要因の一つとなるはず。



ローソンは「コンビニエンスストア事業」「成城石井事業」「エンタテイメント関連事業」の3つを主軸にしています。


最も業績の比率が大きいのはもちろんコンビニエンスストア事業。


コロナにより人の出が急激に減少した結果、コンビニ事業の業績が悪化、最終的に株価の下落にもつながっていると思います。


また、ローソンの店舗数は「セブンイレブン」「ファミリーマート」に続き第3位。コンビニへ行く顧客を取り込むチャンスは、店舗数の観点から見ても、他2社に比べ低いと言えるでしょう。

ローソンの株が下落するのは、現状自然な流れ


B to Cの事業を行っている為、一般消費者がコンビニであるローソンへ来て買い物をしてくれなければ、業績アップにも繋がりません。


先ほども紹介した通り、ローソンの主軸はコンビニエンスストア事業。


その為、人が外出することが少なくなっている今、ローソンの株価が上がるのは難しいと言えます。


ただ、ワクチンを摂取する方が増えてくれば潮目も変わってくるはずです。


知名度もある企業なので、サプライズニュースがあれば株価に動意もあると思います。業績が右肩上がりの会社ではありませんが、値動きが大きいので利益を得るチャンスは多いと思います。


ぜひ、検討してみてくださいね。




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