ゼネコンのCMここ最近アニメ増えたよね?に回答したい【元建設業】

青柳's Voice

どうも、Tidy Plusの管理人青柳です。
突然ですが下記のCMをご存知でしょうか?

スーパーゼネコン「大成建設」のCM。以前はアニメでのCMは少なかった印象の建設業。しかし、ここ最近アニメを使ってCMを流すゼネコンが増えました。


今シンガポールにいますってCMもネットで話題になりましたよね(笑)


そこで今回は、なぜ最近ゼネコンのCMがアニメばかりなのか?について書きます。あくまで個人的な意見です。「そういう意見もあるのか〜」くらいの熱量でご覧頂けますと幸いです。

この記事を書いている筆者は、建設関連商社とゼネコンに勤めていました。なので、ゼネコンの世界は何とな〜く分かります。

どんな仕事をしているのかアピール


工事現場は仮囲いがされています。なので、中で何が起きているのか分かりません。事故や談合などのニュースも多く、ゼネコン=悪いってイメージもついているかもしれません。


ゴミなどが飛ばないように仮囲いをしていますが、何となく閉鎖的な感じがするのも確かですよね。その悪いイメージを払拭する為、アニメでゼネコンの現場内を綺麗に見せているのだと思います。


工事現場って皆さんはどう思いますか?

個人的な意見ですが、騒音は出るしホコリっぽいイメージで世間からはあまり好かれていないイメージ。深夜に工事の音とかガンガン鳴り響いていると、「なんだよー」って思いません?


できるだけ工事現場のイメージを良くしたいって思いもあると思います。現場周辺からのクレームもない方が仕事はしやすいでしょう。

若者への建設業のイメージを変えたい

ゼネコンなど建設業を3K職場というのはご存知でしょうか?

  • きつい(Kitsui)
  • きたない(Kitanai)
  • きけん(Kiken)


上記3つのKを取って、3K職場と言われます。3K職場というネガティブなイメージがついている職場で働きたいとは思わないでしょう。また、ゼネコンはブラック企業ってイメージもついています。


このままだと建設業で働きたい人がどんどん減ってしまいます。


CMでは、基本美男美女が仕事をしており、作業着も汚れていません(笑)このように「建設業は3K職場じゃない」をアピールして、若者へのイメージを改善したいのだと思います。

経費削減

モデルなど有名タレントを出すより、アニメーションの方が広告費はかからないと思います。ゼネコンの顧客は基本、企業です。


ぶっちゃけCMを打ったとしても、ゼネコンの売上が格段に上昇することはないと思います。が、知名度を一定以上に上げておきたいって想いはあるはず。


なので、有名タレントを使って莫大な広告費を一度に使うより、アニメーションで長くCMを打ち続ける方がコストメリットもあるからだと思います。

海外で仕事ができる事をアピール

ミャンマーやシンガポールで仕事をしているCMも多いですよね。


海外でも仕事ができる事をアピールしている事。海外で働きたい若者も一定数いると思うので「海外でも仕事ができるよ!」ってアピールしているのだと思います。


また、最近スーパーゼネコンは再度海外進出もしています。国内だけではなく、海外でも事業をしていることもアピールしているのだと思います。

まとめ

いかがでしたでしょうか?


私の個人的な意見や考察ですが、参考にしていただければ幸いです。


今回は、以上です!


最後までご覧いただき誠にありがとうございました!

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