Tidy Plusの青柳です。
今回の記事は賛否両論あると思います。
本記事は、あくまで管理人の個人的な意見です。参考までにご覧くださいませ。
簡単に私の自己紹介をすると、台湾の大学に4年間正規留学をしました。台湾人と一緒に授業を受けて、なんとか無事4年間で卒業。現在は日本で生活をしています。
台湾に留学をするのであれば、日本で少なからず中国語の勉強をするでしょう。おそらくピンインで勉強をする方が多いと思います。
が、実は台湾でメールなど文字を打つ時は「ボポモフォ」を使うのが一般的。台湾人がピンインを使っているところを見た事がありません。
「ボポモフォ」とは「ㄅㄆㄇㄈ」と書きます。記号みたいですよね。
ちなみにボポモフォとは、簡単に言えば日本語で言う”ひらがな”的な位置づけです。日本語の「あいうえお」的な存在だと思って頂ければ幸いです。
ボポモフォについてもっと知りたい方は、下記の動画が参考になります。
そこで今回の記事は「台湾留学をするならボポモフォは覚えたほうがいいのか?」です。
題名にもある通り、覚える必要はないと思います。もちろん私が「ボポモフォ」に対して個人的な恨みがあるわけではありません。
覚えるメリットがあまりに少ないと思うからです。
その理由を書きます。
ボポモフォを勉強する必要はあるのか?

回答:勉強する必要は無い
と、私は思います。
実生活であまり使わない
私自身4年間も台湾に留学をしましたが「ボポモフォ」はほぼ理解できません。
ピンインで中国語を勉強しました。
しかし実生活で「ああ…ボポモフォを覚えておけば良かったなあ」と後悔した事は一度もありません。
ボポモフォを覚えていなくても、ぶっちゃけ実生活にほぼ影響はないと思います。
ボポモフォを覚えていない私でも、台湾の大学に入学して卒業できています😶
ほとんどの日本人も「あいうえお」を覚えていますが、実際「いや〜あの時”あいうえお”を覚えておいて良かったわ、マジラッキーだわ」と思うような状況…ありますでしょうか?
小学生くらいならあるかもしれません。が、大人になってからはほぼないと思います。
また、ボポモフォって記号のようで、日本人にはとっつきづらく覚えるのも割と難しいです。
あまり使う機会がないボポモフォを一生懸命覚える必要は無いと個人的には思います。
それよりも、中国語の単語を一つでも多く覚える方が割と大事かな…と。
日本で就職するならピンインで勉強すべき
台湾に留学をした後、日本で就職をする場合。
また、中国語を使って仕事をする予定ならば、ピンインで中国語の勉強をした方が良いです。
と言うのも、日本の主な商売相手は中国人です。
パソコンを使って簡体字でメールをする場合、ピンインを使って文字を入力する場合が多いです。
ボポモフォは台湾で使われており、一般的に使用されるケースは少ないです。ボポモフォで字が打てても、あまり役に立たないかな…と。
一方で「台湾と取引がある会社に勤める方」や「台湾で就職をする方」はボポモフォを覚えていても損は無いと思います。
私自身過去、中国と取引がある商社に入社しましたが、オール簡体字でした。全部ピンインです。
なので、将来のことを考えつつボポモフォを勉強するか決めた方が良いと思います。
ボポモフォを覚えても発音が劇的に良くなるわけではない
賛否両論あると思いますが…
ボポモフォを完璧に覚えれば、少しは発音も良くなると思います。
が、劇的には良くなるとは思いません。
発音は何度も聞いて、何度も繰り返して発音して上手くなります。特に中国語は、日本人にとって難しい”巻き舌音”など難しい発音もあるので繰り返しの練習は必須です。
外国人が「あいうえお」を全部完璧に覚えても、日本語の発音が劇的に上手くなり会話も流暢に行えるわけではないはずです。
発音を良くしたいのなら、中国語の発音CDや現地の台湾人の中国語を聞く。
また、ネイティブスピーカーに発音を修正してもらう方が早いと思います。
まとめ:ボポモフォは台湾留学をしてからでもOK
上記3つの理由から、ボポモフォは勉強をする必要は無いと思います。
ただ、ボポモフォを勉強しておくと「台湾人にちょっと喜ばれる」と言う謎のメリットがあります。あまり外国人でボポモフォができる人が少ないからかもしれません。
また、ボポモフォを覚える事で少しは発音が良くなると思います。
ただ、ボポモフォを覚えるのにそれなりに時間がかかるので、その覚える時間を「中国語の単語や文法、会話文」を覚える為の時間に使った方が効率は良いと思います。
と言うわけで、今回はこの辺にします。
おわり。
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