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気になる銘柄を分析するコーナー。
今回は三井不動産(8801)の株価分析記事です。
株価の動きが激しい銘柄です。
大きな利益を上げやすい銘柄とも言えます。
逆もまたしかりですが😅
2012年に株価「1,000円」の時に1,000株購入して、2015年に1,000株を「3,480円」で売却できれば「248万円」の利益になります。
※3,480,000円 ー 1,000,000円 = 248万円(諸費用除く)

248万円ってすごいですよね…。
あなたにこのお金がどかっと入ってきたら、何をしますか?😶
そこでこの記事では、三井不動産の「業績」「株価の動き」「PER」「ROE」「EPS」「チャート分析」から、今後三井不動産の株価がどうなっていくのかを予想します。
まずは三井不動産を株価分析した結果です。
もう少し詳しく見ていきましょう。
今回の考察人です。

青柳です。
投資の知識が無い状態で投資の世界に入る。ビギナーズラックで利益が出て、本格的に投資に没頭していく。そして失敗し、50万円の損失。
誰かに言う訳にもいかず投資について猛勉強。今では50万円の損失も全額返済。
この記事では三井不動産【8801】について紹介しています。
記事内では他の投資家が注目する指標を解説します。また、配当利回りや業績そして株主配当についても紹介しています。具体的に、あなたのこんな疑問に回答します。
・三井不動産【8801】の今後の株価予想は?
・株主配当はあるの?
・PERの指標は?
・EPSはどうなの?
・業績はどうなの?
三井不動産ってどんな会社?

三井総元方の「三井改組計画」によって、1941年7月15日に「三井不動産株式会社」として設立。長い歴史があります。
創立当初は、事務所用のビル賃貸・管理が営業の中核。
その後、1950年代以降「土地造成事業」「住宅地の造成・分業事業」「戸建住宅・中高層住宅の建設・分譲事業」に進出しました。
現在ではさらに多角化が進んでおり「ホテル・リゾート業」「ロジスティクス事業」「コンサルティング事業」などが挙げられます。
さて、そんな三井不動産の会社概要は下記の通り。
会社名 | 三井不動産株式会社 |
本社住所 | 東京都中央区日本橋室町2-1-1 |
代表者 | 菰田 正信 |
設立年 | 1941年7月15日 |
業種 | 不動産業 |
決算期 | 3月 |
三井不動産のWikipedia冒頭を引用しておきます。
三井不動産株式会社は、東京都中央区日本橋室町に本社を置く総合不動産会社(デベロッパー)である。戦後一貫して不動産業界において売上1位に君臨している
Wikipedia
三井不動産の事業内容
三井不動産の事業を簡単に説明すると、下記(1)〜(4)の事業を行っています。
(1)賃貸事業
-オフィスビル・商業施設等の賃貸
(2)分譲事業
-業務施設等の分譲
(3)マネジメント事業
-賃貸事業における管理・清掃・保守業務
-不動産の開発・流動化に関するコンサルティング
-住宅等の販売代理事業
(4)その他事業
-新築住宅等の設計・施工管理・施工請負
-ホテル営業
-住宅のリフォーム工事・商業施設のリニューアル工事
-スタジアム・アリーナ事業
2021年3月期の「セグメント営業収益」を見ると、
「賃貸事業」:31%
「分譲」:35.6%
「マネジメント」:20.1%
「その他」:13.3%
賃貸・分譲が全体の60%。
残りの30%がマネジメントとその他となります。
営業利益を見ると…
「賃貸事業:120,777(百万円)」
「分譲事業:118,213(百万円)」
「マネジメント事業:39,969(百万円)」です。
ただ、その他事業は「-27,215(百万円)」の赤字という結果になりました。
「その他事業」にはホテル事業・アリーナ事業が該当するので、コロナウイルスの影響で宿泊需要が激減した結果、営業利益は赤字に。
三井不動産の株価

2021年11月5日(終値)の株価チャートです。
三井不動産の株価は「2,659円」。
PERは19.78倍となります。
一般的にPERは15倍以下が割安だと判断されます。
三井不動産の業種である「不動産業」の平均PERは18.43倍(2021/11/5)
また、三井不動産の株式を調べると関連銘柄で登場する株式銘柄を紹介します。
※2021年11月5日(終値)現在
住友不動産 | 4,090円 |
三菱地所 | 1,726円 |
東急不動産HD | 634円 |
三井不動産の株主優待
残念ながら、三井不動産には株主優待がありません。
ただ、株主優待は変更になることもあるので、最新情報については公式ホームページからどうぞです。
三井不動産の配当金

三井不動産の配当金は2019年〜2022年まで変わらず「44円」です。配当利回りは、2021年11月5日現在「1.65%」となっています。
三井不動産は、親会社株主に帰属する当期純利益の「35%程度」を配当金の目安としています。
株主優待もなく、配当金も1%台なのでそこまで魅力はありませんが、今後の業績次第では増配も考えられるでしょう。
三井不動産の業績
三井不動産の業績をチェックしていきましょう。
下記は売上・営業利益。

ちなみに2023年に発表される売上予想は「2,200,000(百万円)」となっています。
下記は、三井不動産の純利益をグラフにしたもの。

2023年の純利益予想は「183,000(百万円)」となっています。
三井不動産の2021年(2020年4月1日〜2021年3月31日)の業績ですが、コロナウイルスの影響で全体的に下落しています。
2021年の決算では「オフィス賃貸事業」は堅調に推移。しかし、テレワーク の普及によって空室率が上昇傾向にあったこと。
また、ホテル施設運営事業も訪日外国人が大幅に下落し出張・外出の自粛も重なったことで売上が大激減しています。
「住宅分譲事業」も販売活動休止の影響があり供給戸数は減少しましたが、住環境に対する関心はいまだ健在で顧客の購入意欲は高い状況にあるとしています。
三井不動産のEPS

2018年→2020年までは順調に上昇していましたが、2021年に下落していることがわかります。
EPS:1株当たりの利益を可視化した指標。EPSが伸びていると成長している企業とも言える。
最後に、三井不動産のチャート分析を行いましょう。
三井不動産のチャート分析

三井不動産の直近3ヶ月の株価チャートです。
気になるのは、2021年10月末ごろから発生している上昇トレンド。
少なからず気にしている方がいそうです。
さて、それではもう少し長い期間のチャートを見てみましょうか。

次に気になる価格帯は「2,800円」です。2,800円を一度超えたことは過去何度かありますが、騙しもあります。
しかし2,800円を超えて2,915円を抜けると、短期的な上昇を過去しています。
今は放置。ただ、今後株価が上昇し「2,800円」を超え「2,915円」まで上昇することで、短期的な株価の上昇が見込めそう。ただ、中長期的な投資は少しリスキーだと考察。購入するにしても数日で売却まで持っていきたい。
三井不動産株の今後
■ファンダメンタル分析の意見
三井不動産のPERは19.78倍とまずます。ただ、配当金は1%台で株主優待もなし。2021年の業績は下落したが、2022年の業績予想は復活予定。また、2021年11月5日に発表された決算(第2四半期)は好調。
今後コロナが収まり、訪日外国人の受け入れも再開始まればホテル業の売上も回復へ向かうはず。本格的な回復にはまだ見えず、手控えが吉か。
■テクニカル分析
過去のチャートを見ると、現在上昇トレンドにいるように見える。また、2021年11月5日に発表された決算内容は良好。今後上昇に向かい「2,800円」を超え「2,915円」を明確に超えれば一時的に強気相場になりそう。中長期投資はまだ怖いが、短期投資で利ざやを狙うのもアリか。
(おまけ)2015年〜2020年までは「下落」「上昇」を交互に繰り返している

上記は2014年〜2021年の「11月初旬」に線を引いたチャート。11月に発表される第二四半期決算が発表された後、株価がどう動いたかを見るためのチャートです。
今回は決算が発表された直後株価が「上」「下」どちらに動いたかを矢印で示しています。
チャートを見ると、2015年〜2020年は「下落」。次の年は「上昇」、そしてその次の年は「下落」と繰り返しています。アノマリー通りに行けば、今回は「下落」ということになりますが…😅
ただ、2021年11月5日に発表された決算が良好なので、このアノマリーは崩れるかもしれませんね。
ぜひ、参考にしてみてください😌
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