菱洋エレクトロ【8068】株の今後はどうなる?株価分析しました。”エレクトロニクス商社”の意地が見たい

卸売業

こんにちは、Tidy Plus Investmentです!TwitterはTPIです。


今回は菱洋エレクトロ【8068】の株価分析を行いました。


読み方が難しいですが「リョーヨー(菱洋)」です。


四季報などでは「エレクトロニクス商社」と言われています。


さて、そんな菱洋エレクトロを株価分析した結果は下記の通り。

■ファンダメンタル分析の意見

PERは62.46倍(卸売業平均:28.07倍)と高め。また、業績も「横ばいから下落」気味。ROEは1%台という結果に。「アメリカの輸出規制強化」「半導体の供給不足問題」が解決ないし、解決する方向へ向かえば業績の改善もあるか。投資を検討するならば、8月31日の決算チェック。

■テクニカル分析の意見

株価下落の歯止めかからず。「2,190円」「2,120円」「2,000円」の株価を意識しつつ静観が吉か。



もう少し詳しくみていきましょう。
今回の考察人です。

自己紹介

青柳です。

投資の知識が無い状態で投資の世界に入る。ビギナーズラックで利益が出て、本格的に投資に没頭していく。そして失敗し、50万円の損失。

誰かに言う訳にもいかず投資について猛勉強。今では50万円の損失も全額返済。

この記事では菱洋エレクトロ【8068】について紹介しています。


記事内では他の投資家が注目する指標を解説します。


また、配当利回りや業績そして株主配当についても紹介しています。


具体的に、あなたのこんな疑問に回答します。

菱洋エレクトロ【8068】の今後の株価予想は?

・株主配当はあるの?

・ROEやPERの指標は?

・EPSはどうなの?

・業績はどうなの?


ぜひ、最後までご覧ください!

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菱洋エレクトロ【8068】の株価を分析中です…

菱洋エレクトロ【8068】はどのような会社?

1961年に「菱洋電機株式会社」を設立。半導体を扱う「専門商社」として東京・大阪へ事務所を開設したことが始まりです。


商社としては早い段階で「技術部門」を社内に設置したことが特色。


1970年〜1985年にかけて日本国内に営業所を展開し成長。1985年には現在の会社名である「菱洋エレクトロ」と変更しました。


1989年以降、海外展開も進め「シンガポール」に現地法人を設立。他にも「香港」「台湾」「アメリカ」「中国」など海外へ進出もしています。


そんな菱洋エレクトロの会社概要は下記の通り。

会社名菱洋エレクトロ株式会社
本社住所東京都中央区築地1-12-22 コンワビル 
代表者中村 守孝
設立年1961年2月27日
業種卸売業
決算期1月

菱洋エレクトロの事業内容

菱洋エレクトロの事業内容は下記の通り。

構成:菱洋エレクトロ・子会社12社・関連会社1社

顧客:国内外の電子機器メーカー、電子機器ユーザー

商品:「半導体/デバイス」「ICT/ソリューション」

販売商品のメーカーは「三菱電機」「インテル」「エプソン」「シャープ」「日本HP」など多岐に渡ります。取り扱っているメーカーに関しては「菱洋エレクトロ-メーカー一覧」からどうぞ。


次章から、実際の株価チャートを見ていきましょう。

菱洋エレクトロの株価

2021年8月20 10:30日現在の株価チャート(3ヶ月)です。
ただいま下落中の株価ですね。


株価は2,198円。
PERは62.46倍です。


一般的にPERは15倍以下が割安だと判断されます。

菱洋エレクトロの業種である「卸売業」の平均PERは28.07倍(全市場平均)*2021/8/20現在


また、菱洋エレクトロの株式を調べると関連銘柄で登場する株式銘柄を紹介します。


※2021年8月20日

レスターホールディングス株価1,880円
芝浦機械株価2,529円
エーワン精密株価1,361円

次は、株主優待を見ていきましょう。

菱洋エレクトロの株主優待

菱洋エレクトロの株式を1,000株以上購入することで、株主優待が受けられます。内容は下記の通り。

1,000株以上保有
  • 3,000円相当のギフト商品
  • 会員限定優待サービス


また、500株以上を1年間保有した株主にも贈呈されます。


また、株主優待は変更になることも多いです。
最新情報に関しては、菱洋エレクトロの公式ホームページからどうぞ。

RYOYO|菱洋エレクトロ株式会社
すべてを、つなげよう。技術で、発想で。菱洋エレクトロ株式会社は、トータルサービスカンパニーとして半導体・システム情報機器・エンベデッドの3つのコア事業を通じて、お客様に最適なソリューションを提供してまいります。

菱洋エレクトロの配当金

菱洋エレクトロの配当金(2019年〜2022年予想)

菱洋エレクトロの配当金は2021年に「180円」まで増配。


内「60円」は会社設立60周年の記念配当なので、それを除けば「120円」です。


2022年予想では記念配当分がなくなり「120円」の予想。配当利回りは8.18%となっています。


利回りだけ見ればめちゃ高ですね。高利回りと呼ばれる「3%」も軽く超えてるし・・・。

菱洋エレクトロの業績(売上・営業利益・純利益)

下記は 菱洋エレクトロの売上・営業利益をグラフにしたものです。

菱洋エレクトロの業績(売り上げ・営業利益):2019年〜2022年予想

下記は菱洋エレクトロの純利益をグラフにしたものです。

菱洋エレクトロの純利益(2019年〜2022年予想)

2021年の菱洋エレクトロの業績は、前年比より大幅に悪化。新型コロナウイルスによる経済停滞の要因は元より「アメリカの輸出規制強化」「半導体の供給不足問題」により業績は落ち込む結果に。


2020年5月にはITソリューションサービスの「株式会社スタイルズ」を子会社化し、さらに自己株式の取得(220億円)を実施しました。


が、業績はもとより株価も伸び悩んでいます。

逆に考えれば…

アメリカの輸出規制が「緩和」され、半導体の供給不足が「解決」すれば、菱洋エレクトロの業績が改善する可能性は高いです。

  • 営業利益:売上総利益から販売費・一般管理費用を差し引いた利益
  • 純利益:法人税などを支払った後の「純粋」な成果

菱洋エレクトロのROE

2021年8月現在の菱洋エレクトロのROEは1.60%です。


ROEが1%台なので、かなり低めです。


ちなみに「高ROE」は10%以上と言われます。

ROE:企業がどれだけ効率的に利益を出しているかパーセンテージで表示する指標

菱洋エレクトロのEPS

菱洋エレクトロのEPS(2018年〜2021年)

菱洋エレクトロのEPSは上記の通り。


2018年→2020年にかけて上昇していましたが、2021年に大幅下落していることがわかります。

EPS:1株当たりの利益を可視化した指標。EPSが伸びていると成長している企業とも言える。


最後に、菱洋エレクトロのチャート分析を行いましょう。

菱洋エレクトロのチャート分析


菱洋エレクトロの直近3ヶ月の株価チャートです。


綺麗な下落トレンドを形成していることがわかります。

個人的投資戦略(短期)

「放置」です。下落トレンドが綺麗に続いており、反転ポイントが3ヶ月チャートではわかりません。どこまでズルズル下落するか分からないので、放置が賢明かなと思います。


次に、菱洋エレクトロの5年チャートを見ていきます。

菱洋エレクトロの株価チャート(5年)


2020年から株価は上昇基調でしたが、2021年8月20日現在再び「下落」基調に。


絶賛株価は下落中で、次の節目となる株価は「2,190円」「2,120円」「2,000円」の3つを意識する人が多そうです。

個人的投資戦略(長期)

基本的な考えは「放置」です。反転ポイントを静観。2,190円・2,120円・2,000円に到達した後、株価が反転すれば少量の投資を考えるかな、と。ただ、業績・株価的に短期売買を意識すると思います。

菱洋エレクトロ株の今後

■ファンダメンタル分析の意見

PERは62.46倍(卸売業平均:28.07倍)と高め。また、業績も「横ばいから下落」気味。ROEは1%台という結果に。「アメリカの輸出規制強化」「半導体の供給不足問題」が解決ないし、解決する方向へ向かえば業績の改善もあるか。投資を検討するならば、8月31日の決算チェック。

■テクニカル分析の意見

株価下落の歯止めかからず。「2,190円」「2,120円」「2,000円」の株価を意識しつつ静観が吉か。


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