こんにちは、Tidy Plus Investmentです!TwitterはTPIです。
今回はパン・パシフィック・インターナショナルホールディングス【7532】の株価分析を行いました。ディスカウントストアである「ドン・キホーテ」を展開しています。
2019年2月1日から(株)ドンキホーテホールディングスから現在の会社名に変更したことで一時期話題になりました。
この記事を読んでいる方の中にも、ドン・キホーテへ行ったことがある方も多いと思います。
さて、そんなパン・パシフィック・インターナショナルホールディングスを株価分析した結果は下記の通り。
・コロナの影響受けず31期連続で増収増益を達成
・短期的に見れば株価2,310円→2,335円あたりが節目か。長期ならば2,240円を意識
もう少し詳しくみていきましょう。
今回の考察人です。

青柳です。
投資の知識が無い状態で投資の世界に入る。ビギナーズラックで利益が出て、本格的に投資に没頭していく。そして失敗し、50万円の損失。
誰かに言う訳にもいかず投資について猛勉強。今では50万円の損失も全額返済。
この記事ではパン・パシフィック・インターナショナルホールディングス【7532】について紹介しています。
記事内では他の投資家が注目する指標を解説します。
また、配当利回りや業績そして株主配当についても紹介しています。
具体的に、あなたのこんな疑問に回答します。
・パン・パシフィック・インターナショナルホールディングス【7532】の今後の株価予想は?
・株主配当はあるの?
・PERの指標は?
・EPSはどうなの?
・業績はどうなの?
ぜひ、最後までご覧ください!
パン・パシフィック・インターナショナルホールディングス【7532】の株価を分析中です…
- パン・パシフィック・インターナショナルホールディングス【7532】はどのような会社?
- パン・パシフィック・インターナショナルホールディングスの事業内容
- パン・パシフィック・インターナショナルホールディングスの株価
- パン・パシフィック・インターナショナルホールディングスの株主優待
- パン・パシフィック・インターナショナルホールディングスの配当金
- パン・パシフィック・インターナショナルホールディングスの業績(売上・営業利益・純利益)
- パン・パシフィック・インターナショナルホールディングスのEPS
- パン・パシフィック・インターナショナルホールディングスのチャート分析
- パン・パシフィック・インターナショナルホールディングス株の今後
パン・パシフィック・インターナショナルホールディングス【7532】はどのような会社?
総合ディスカウント店「ドン・キホーテ」を展開しているパン・パシフィック・インターナショナルホールディングス。
1980年に「日用雑貨品等」の卸売・販売を目的として「株式会社ジャスト」を設立したのが始まり。
1989年には1号店となる「ドン・キホーテ府中店」を開設。その後、日本各地に店舗を開設し2015年にグループ店舗数300店を達成しています。
2019年に「ユニー株式会社」の株式を取得したことも話題になりました。
「ドン・キホーテ」の名前の由来は、スペインの文豪「セルバンテス」の名作が元。
今ある常識・権威に屈しないドンキホーテのように、新しい流通業態を創りたいという想いから「ドン・キホーテ」と名付けたようです。
さて、そんなパン・パシフィック・インターナショナルホールディングスの会社概要は下記の通り。
会社名 | 株式会社パン・パシフィック・インターナショナルホールディングス |
本社住所 | 東京都目黒区青葉台2-19-10 |
代表者 | 吉田 直樹 |
設立年 | 1980年9月5日 |
業種 | 小売業 |
決算期 | 6月 |
パン・パシフィック・インターナショナルホールディングスのWikipedia冒頭を引用しておきます。
株式会社パン・パシフィック・インターナショナルホールディングスは、主に総合ディスカウントストア等の企業集団を展開する日本の持株会社である。本社は東京都目黒区青葉台に所在。東京証券取引所第一部上場。
Wikipedia
パン・パシフィック・インターナショナルホールディングスの事業内容
パン・パシフィック・インターナショナルホールディングスの事業内容は下記の通り。
・ディスカウントストア事業
・総合スーパー事業
・テナント賃貸事業
・その他事業
ディスカウント事業では「ドン・キホーテ」以外にも「長崎屋」「UDリテール」が含まれます。また、総合スーパー事業では「アピタ」「ピアゴ」を展開している「ユニー」があります。
ちなみに寿司・揚げ物・惣菜等の製造・販売を行っている「カネ美食品」も「総合スーパー事業」に含まれています。
次章から、実際の株価チャートを見ていきましょう。
パン・パシフィック・インターナショナルホールディングスの株価

2021年8月16日AM11:02現在の株価チャート(3ヶ月)です。
株価は2,294円。
PERは28.86倍です。
一般的にPERは15倍以下が割安だと判断されます。
パン・パシフィック・インターナショナルホールディングスの業種である「小売業」の平均PERは74.08倍(全市場平均)*2021/8/13現在
また、パン・パシフィック・インターナショナルホールディングスの株式を調べると関連銘柄で登場する株式銘柄を紹介します。
※2021年8月16日
セブン&アイHD | 株価 | 4,813円 |
神戸物産 | 株価 | 4,080円 |
良品計画 | 株価 | 2,287円 |
次は、株主優待を見ていきましょう。
パン・パシフィック・インターナショナルホールディングスの株主優待
ちょっと驚きましたが、パン・パシフィック・インターナショナルホールディングスに株主優待はありませんでした。
ドン・キホーテの商品割引券とかあるのかと思っていました・・・。
ただ、株主優待は変更になることもあるので、最新情報については公式ホームページからどうぞです。
パン・パシフィック・インターナショナルホールディングスの配当金

パン・パシフィック・インターナショナルホールディングスの配当金は2018年〜2020年まで毎年増配しています。同企業は「累進配当政策」を取り入れています。
減配はせずに、配当の水準を維持もしくは増配し続けることを目指す政策です。
2021年も増配予想。ただ、今のところ配当利回りは0.65%。これからに期待です。
株主優待は無く、配当金も「今は」そこまで魅力的ではないのかな…と個人的には思います。
パン・パシフィック・インターナショナルホールディングスの内部留保資金については、下記の用途で使用されるとのこと。
・設備資金として再投資
・企業価値の一層の向上と経営体質の強化充実
パン・パシフィック・インターナショナルホールディングスの業績(売上・営業利益・純利益)
下記はパン・パシフィック・インターナショナルホールディングスの売上・営業利益をグラフにしたものです。

ちなみに2022年の売上予想は1,900,000(百万円)です。
下記はパン・パシフィック・インターナショナルホールディングスの純利益をグラフにしたもの。

2022年の純利益予想は59,000(百万円)となっています。
今まで株価分析をたくさん行ってきましたが、コロナにも関わらず業績が上がっている企業を久しぶりに見ました。2018年〜2020年まで毎年業績は右肩上がり。2021年の業績予想も、前年より上がる見込み。
シンプルにすごいと思います。
同社の特徴である「現場主義」「個店主義」の強みを生かした結果…
(株)ドン・キホーテでは地域密着型の店舗、子育て世代の需要を意識したニューファミリー層対応の店舗、ホテル一体型店舗。更に、駅前立地の多層階型店舗など柔軟にニーズを取り入れ18店舗をオープンすることに成功。
また、香港・シンガポール・タイ王国にも進出するなど積極的です。2014年3月に誕生した電子マネー「majica」は、サービスの多さから2020年4月に会員数は1,000万人を突破。
これらの要因が組み合わせった結果「31期連続」で増収増益を達成しています。
とにかく成長性が素晴らしいパン・パシフィック・インターナショナルホールディングス。次章から、EPSで成長性を見ていきましょう。
パン・パシフィック・インターナショナルホールディングスのEPS

パン・パシフィック・インターナショナルホールディングスのEPSは上記の通り。
2017年から毎年階段状に右肩上がりになっていることが分かります。
EPS:1株当たりの利益を可視化した指標。EPSが伸びていると成長している企業とも言える。
最後に、パン・パシフィック・インターナショナルホールディングスのチャート分析を行いましょう。
パン・パシフィック・インターナショナルホールディングスのチャート分析

パン・パシフィック・インターナショナルホールディングスの直近3ヶ月の株価チャートです。
気になるのは、2021年7月15日ごろから始まった下落トレンド。
少なからず意識している方がいそうです。
ただ、2021年8月16日現在その下落トレンドを突破するか…という価格帯にいるように見えます。また、2,310円付近が少し気になる所。

2,310円になるまでは放置。2,310円を明確に超えたら試し買い検討。株価が順調に上昇し2,335円を超えたら追加投資をするかな、って感じです。
次に、パン・パシフィック・インターナショナルホールディングスの5年チャートを見ていきます。

株価チャートを長期間にすると、2,240円付近が一つのポイントとなりそうに見えます。
現在は2,240円を超えておりますが、株価は現在「横ばい」という表現が正しそう。
長期的に見れば、2,240円を割るかどうかを見極めるまでは放置かな、と。8月17日(明日)パン・パシフィック・インターナショナルホールディングスの決算があるのでそれ次第。今は少しリスキーなので放置。決算内容が良く、株価上昇要因なら試し買い検討って感じです。
パン・パシフィック・インターナショナルホールディングス株の今後
■ファンダメンタル分析の意見
配当金が0.65%と低めだが「累進配当政策」を取り入れているのはプラスか。株主優待はなし。31期連続で増収増益を達成。
ドン・キホーテの知名度も高くあらゆるニーズに応える商品の豊富さ、ユニークな商品陳列は興味を引く。海外進出も積極的で、成長性も良。投資対象銘柄として選択肢に入れるのもアリか。
■テクニカル分析の意見
7月15日から始まった短期下落トレンドも収束か。節目の2,310円→2,335円付近を注視。超えれば試し買いの検討余地あり。長期的に見れば2,240円付近がポイントか。
<<注意点>>
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