こんにちは、Tidy Plus Investmentです。
今回は有名企業である資生堂【4911】の株価分析を行いました。化粧品が最も有名ですね。今回の記事のポイントは下記の2つ。
・化粧品シェア国内No.1(世界では5位)
・短期、長期投資はオススメできない
・株価が80万円超えるので、個人投資家には辛い
もう少し詳しく見ていきましょう。
本記事では資生堂【4911】について紹介しています。記事内では、他の投資家が注目するPER・ROEなどの指標や業績から今後の株価予想します。
資生堂の配当利回りや株主優待についても紹介するので、この記事だけで資生堂株のほとんどのことが分かります。
あなたの「資生堂【4911】の今後の株価予想は?」「株主配当はあるの?」と言った疑問に回答します。ぜひ最後までご覧下さい!
今回考察する人。

青柳です。
投資の知識皆無で投資の世界に入り、ビギナーズラックで調子に乗って信用取引を行う。
結果は50万円の損失。脂汗に塗れ、誰に言う訳にもいかず当時飼っていた犬にだけ言ったが効果なし。仕方ないのでそこから投資について勉強し、今では50万円の損失も完済。
資生堂の株価を分析中です…
資生堂【4911】はどのような会社?

資生堂は化粧品の製造・販売を行う企業です。
化粧品の国内シェアはNo.1を誇っていますね。ちなみに世界的に見ればシェアNo.5位。
世界的にもシェアが高い資生堂は、120国の地域に販売を行っており、海外への売上も半分を超えます。
資生堂の名前の由来は中国の古典から来ています。
資生堂の商品を購入して使用している方も多いのでは無いでしょうか?
そんな資生堂の会社概要は下記の通り。
会社概要 | |
会社名 | 株式会社資生堂 |
本社住所 | 〒105-8310 東京都港区東新橋1-6-2 |
代表者名 | 魚谷 雅彦 |
設立年 | 1927年6月24日 |
業種 | 化学 |
決算期 | 12月 |
設立時期は古いですね。1927年なので、資生堂は設立されてから94年!
設立100年まで後6年!
資生堂の事業内容
資生堂の事業内容は下記の通り。
・化粧品事業
・レストラン事業
・美容室事業
・保育事業
レストラン事業では「資生堂パーラー」「ロオジエ」が有名
資生堂は美容室も運営しています。
気になった方は一度予約しても良いかもしれません。
化粧品事業だけではなく、様々な事業を運営しているのが資生堂の特徴。次章からは資生堂の株価チャートを見ていきましょう。
資生堂の株価

2021年2月18日 午後16:26現在の株価チャート(3ヶ月)です。
株価は8,250円となります。
また、資生堂の株式を調べると関連銘柄で登場する株式銘柄を紹介します。
株式会社コーセー | 株価 | 18,360円/株 |
花王 | 株価 | 7,504円/株 |
ファンケル | 株価 | 4,040円/株 |
2021年2月18日現在の関連銘柄です。次は株主優待を見ていきましょう。
資生堂の株主優待
資生堂の株式を100株購入する事で、自社グループの会社製品を受け取る事ができます。
オリジナルカタログから選択して、株主優待をもらう事ができます。
また、1,000株以上保有している株主は通常のカタログギフトと異なるようですね。
資生堂の配当金

2019年までは階段状で良い感じだったのですが、2020年予想では下落。長期投資で配当金をもらう予定の方からしたら悪いニュース。
しかし、2021年の配当金予想は50円となっています。前年比10円増ですね。ちなみに配当利回りは0.48%。(参考:楽天証券)
資生堂の売上高・営業利益

2019年までは売上高・営業利益どちらも順調。ですが、2020年コロナの影響で営業利益は赤字となってしまいました。
資生堂は中国市場で好調なので、今後は欧米・国内の市場が回復すれば本格的な業績回復が見込めそう。
営業利益:売上総利益から販売費・一般管理費用を差し引いた利益
資生堂の純利益

純利益も営業利益と比例して2020年予想はマイナス。チャート図もガタガタしています。2021年予想では純利益も回復予想。それでも2019年の純利益の5分の1に留まります。
にも関わらず資生堂の株価はぐんぐん上昇しています。
下記のチャートをご覧ください。姿勢どの株価は業績関係なく日本経済全体の勢いと期待から株価上昇。

私は業績とチャートはいずれ同じ水準になると思っているので、これから資生堂の株を長期投資をするのはちょっと怖いなあ、と個人的には思います。
純利益とは、法人税などを支払った後の「純粋」な成果の事です。
資生堂のROE
2021年2月現在、ROEは-2.40%となっています。
ROEは10%以上が投資対象の合格ラインとなるので不合格です。
ROEは企業がどれだけ資本を効率的に使って利益を稼いでいるのかを指標化した数値。
ROEの指標は日本の株式市場で暗躍している外国人投資家がめっちゃ見てくるので、私たちも見ておきましょう。まあ別に暗躍はしてないと思います。
資生堂のEPS

EPSも2019年までは順調で、ほぼ階段状で上昇。先ほど資生堂のEPS(2020)を確認した所-29.11でした。大幅に下落してしまいましたね〜。
は外国人投資家が「EEEEEEPS」とか言いながら見てる可能性もあるので私たちも要チェック項目です。
最後に資生堂の株価チャートを見て、最終判断をしていきましょう。
EPSとは1株当たりの利益を可視化したもので、毎年伸びている会社は将来の見込みが有ると言えます。
資生堂のチャート分析
まずは資生堂の株価チャート(1ヶ月)を見てみましょう。

綺麗な上昇チャートですね。短期的なトレンドでいえば上昇。ただ、これだけだと情報が少ないです。5年間チャートもチェック。

私がこのチャートを見た時の感想「流石に上昇し過ぎじゃねえか?」でした。100株購入するだけでも80万円を超える資生堂。
現在資生堂の株価が実態業績とあまりにもかけ離れている感が否めず…
ここまで爆上げしていると、どのタイミングで利ざやを取ればいいのかも不明。過去の高値は9,200円ですが、ここまで上昇するとは…今の業績ではとても思えません。
私であれば、短期・長期投資どちらも行わず監視対象銘柄とします。
・購入推奨株
・購入推奨しない株
・監視株(←コレ)
・なんとも言えない株
2020年12月末に予想した時の内容と結果を載せておきます。
まずは資生堂の1ヶ月チャートを見てみましょう。

2020年11月下旬に入ってからは、2,420円あたりにいます。ちょっと判断がつかないので、1年チャートも見てみますかね。

2020年の1月に下落した節目を超えらていませんな。うーん、5年チャートも見てみましょう。

なるほど、これは今の所監視株にしようと思います。7,600円を明確に越えれば上昇が期待できそう。後、7,420円を越えれば短期的な上昇は期待。ただ、PERが高すぎるのでなかなか7,600円まで到達するのは難しいかなー。
<<結果>>
2020年12月末から株価は下落したが、2021年2月から前回予想をした7,420円を超え7,600円もブレイク。2021年2月18日現在株価は8,250円。

ま、日本経済全体の調子が良くなっていますからね〜。
・購入推奨株
・購入推奨しない株
・監視株(←コレ)
・なんとも言えない株
今回は、以上です。
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