【他社比較】セブン&アイホールディングスの今後の株価を分析なう

小売業

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Tidy Plus Investmentの株価分析コーナー!


コンビニ「セブンイレブン」通称「セブン」を軸に、総合スーパーや百貨店を展開しています。


そんなセブン&アイホールディングスの今後の株価がどうなっていくのか、株価分析を行いました。

・PERは24.32倍、ROEは6.80%

・2021年業績は悪化が、2022年V字回復予想

・4,670円→4,600円 or 5,000円が鍵か。


この記事を書いている人。

自己紹介

青柳です。投資の知識が無い状態で投資の世界に入る。ビギナーズラックで利益が出て、本格的に投資に没頭していく。そして失敗し、50万円の損失。

誰かに言う訳にもいかず投資について猛勉強。今では50万円の損失も全額返済。

この記事ではセブン&アイホールディングス【3382】の株価を分析します。


本記事では、下記の疑問に答えることを目的としています。

・セブン&アイホールディングス【3382】の今後の株価はどうなる?

・ライバル他社と比べてどうなの?

・株主配当はあるの?

・PERはどう?

・ROEの指標は?

・EPSはどうなの?

・業績はどうなの?

・チャート分析をした結果は?


ぜひ、最後までご覧ください!

セブン&アイホールディングス【3382】の株価を分析中です…

セブン&アイホールディングス【3382】はどのような会社?

会社概要は下記の通り。

会社名株式会社セブン&アイ・ホールディングス
本社住所東京都千代田区二番町8-8
代表者井阪 隆一
設立年2005年9月1日
業種小売業
決算期2月


セブンアンドアイホールディングスのWikipedia冒頭を引用しておきます。

株式会社セブン&アイ・ホールディングス(英: Seven & i Holdings Co., Ltd.)は、セブン-イレブン・ジャパン、イトーヨーカ堂などを傘下に持つ日本の大手流通持株会社。日経225及びTOPIX Core30構成銘柄である。 社名表記としては通常「セブン&アイHLDGS.」を使用し、同社および各事業会社を総称してグループ全体の呼称としても用いられる。このほか、広告やポスターなどで「セブン&アイグループ」「セブン&アイ」などと称することもある。

Wikipedia


基本情報は上記の通りですが、次章からは事業内容についてもう少し深掘りしていきます。

セブン&アイホールディングスの事業内容

セブン&アイホールディングスの事業内容は下記の通り。

概要:流通業を中心とする企業グループ

セブン&アイホールディングスの事業は下記の5つ。

①国内コンビニエンスストア事業
②海外コンビニエンスストア事業
③スーパーストア事業
④百貨店事業
⑤金融関連事業及び専門店事業


①〜⑤事業の企業を全てあげると大変なことになってしまうので、有名どころだけ記載しておきます。

①:セブンイレブン・ジャパン、セブンイレブン・沖縄

②:7-Eleven,Inc.

③:イトーヨーカ堂、ヨークベニマル

④:そごう・西武、池袋ショッピングパーク

⑤:セブン銀行、セブン・フィナンシャルサービス、赤ちゃん本舗、セブン&アイ・クリエイトリンク


①〜⑤事業の中で、業績の大きな部分を占めているのが「コンビニエンスストア事業」です。


後述しますが、2021年セブン&アイホールディングスの売上は5,766,718(百万円)です。


国内・海外コンビニエンスストア事業の売上は3,112,215(百万円)まで達し、全体売上の53%をこの事業が占めています。その次に「スーパーストア事業」が続きます。


当然ではありますが、セブン&アイホールディングスの事業は「コンビニエンスストア事業」「スーパーストア事業」の2つが鍵を握っていることが分かります。


ちなみに2021年度版の「コンビニエンスストアランキング」(外部リンク)という何ともありがたい記事を見ると、セブンイレブンが「20,879」店舗で堂々の一位。


二位がファミリーマートで「16,477」店舗なので、セブンイレブンが圧倒的なことが分かります。


次章から株価チャートをチェックし、業績を競合他社と比べていきましょう。


ちなみに私が競合他社を設定する時や株価分析をする時は下記の本を参考にしています。

セブン&アイホールディングスの株価 

セブン&アイホールディングスの株価チャート(3ヶ月)

2021年9月1日(終値)の株価チャート(3ヶ月)です。


株価は4,937円となります。チャートを見ると、7月ごろから株価が下落していることが分かります。


ちなみに競合他社(だと私が勝手に判断した)株価は下記の通り。

・ミニストップ:1,453円

・ローソン:5,490円

・イオン:2,966円


実はローソンって株価高いんですね。
後ほどセブン&アイホールディングスと業績比較をしましょう。


ちなみにセブン&アイホールディングスのPERは24.32倍となります。


ミニストップのPERは「書いてない」。ローソンのPERは「63.22倍」イオンのPERは「書いてない」という結果になりました。(PERは全て楽天証券から引用)


ちなみにPERなどの投資用語について理解したい方は下記の本がオススメ。

セブン&アイホールディングスの株主優待

残念ながら、セブン&あいホールディングスには株主優待はありませんでした。


ただ、株主優待は変更になることも多いので、最新情報は下記からどうぞ。

https://www.7andi.com/ir/

セブン&アイホールディングスの配当金

セブン&アイホールディングスの配当金(2019年〜2022年予想)

セブン&アイホールディングスの配当金は2019年「95円」でしたが、2022年には増配予定の「100円」となっています。配当利回りは2.00%となっています。


日本の銘柄の中では1.5%〜3%の利回りが多いので、利回りだけを見れば普通よりちょい高くらいですかね。

セブン&アイホールディングスの業績(売上・営業利益・純利益)

下記はセブン&アイホールディングスの売上・営業利益をグラフにしたものです。

セブン&アイホールディングスの業績(売上・営業利益)

下記はセブン&アイホールディングスの純利益をグラフにしたものです。

セブン&アイホールディングスの純利益

2020年までの業績は良かったのですが、2021年で前年比マイナスに。


下記は、セブン&アイホールディングスが2021年の業績に対して説明をしたものをかなり簡略にしたものです。表現方法に関しては、青柳流です。

・2021年度はとにかくコロナのせいでめっちゃ厳しかった。

・国内個人消費もコロナがいつ終わるか分からんで、不透明。

・コロナで外出自粛と在宅勤務のせいで客数に大きな影響があった。

・でも顧客の行動変化に対応した商品・品揃え強化と加盟店に感染防止対策物資を支給した。

・頑張ったんだけど、業績は前年比マイナスになっちゃった。


次期の見通しは下記のように記載しています。
ただ、表現方法は青柳流です。

・国内はとにかくまずは感染拡大の防止策をする。

・社会経済活動のレベルを引き上げていく中で、持ち直しの動きが期待されるけど。

・個人消費はまだまだ不透明な状態が想定。

・後、海外経済の不確実性、金融資本市場の変動の影響にも気をつけてくわ。


しかし、セブン&アイホールディングスの2022年の業績はV字回復が予想されています。


また、本記事で競合他社に設定した「ミニストップ」「ローソン」「イオン」と業績を比較。

2021年業績(単位:百万円)売上高営業利益純利益
7&i HD
5,766,718
366,329179,262
ミニストップ
180,187
-5,532-6,458
ローソン
666,001
40,8768,689
イオン
8,603,910
150,586-71,024


セブン&アイホールディングスと他社の業績は上記の通り。圧倒的ですね。


しかし面白いことに、セブン&アイホールディングスの株価は「4,937円」。ローソンの株価は「5,490円」となっています。


業績では劣るローソン株の方が高い結果となっています。

セブン&アイホールディングスのROE

2021年9月現在のセブン&アイホールディングスのROEは6.80%です。


ちなみにローソンのROEは3.20%。ミニストップのROEは-18.10%。イオンのROEは-7.00%。

ROE:企業がどれだけ効率的に利益を出しているかパーセンテージで表示する指標

セブン&アイホールディングスのEPS

セブン&アイホールディングスのEPS(2018年〜2021年)

セブン&アイホールディングスのEPSは上記の通り。


2018〜2020年まで順調にEPSは上場しましたが、2021年に一転下落。


最後に、セブン&アイホールディングスのチャート分析を行いましょう。

セブン&アイホールディングスのチャート分析 

セブン&アイホールディングスの株価チャート


もう少し早く株価分析をすれば良かったですね…。2020年の11月ごろから2021年7月まできれいな上昇トレンドが出来ていました。


しかし、7月からトレンドが一転し下落に。


今後に関してですが、下落トレンドを抜けていけば短期的な上昇は期待できるかなと。一方、下落トレンドが機能していれば、5,000円付近で再度株価が下落するかなあって考察してます。

セブン&アイホールディングス株の今後

セブン&アイホールディングスのPERは24.32倍。配当金は2%で、普通よりちょい高め。業績は2022年にV字回復予想。


業績自体も悪くなく、タイミングさえ合えば投資対象に入れてもいいかもしれません。


今後に関しては下落トレンドが継続するなら、4,670円付近で反発するかな、と。もし4,670円を割ってしまったら4,600円で反発するかな、と。


4,600円を割ってしまったら、買いから入る方は放置がいいかもしれません。


逆に今後下落トレンドを超え5,000円を超えていければ上昇トレンドへ転換するかもしれません。


というわけで、今回はこの辺で。


あなたの投資に少しでもプラスになれば幸いです、また他の記事でお会いしましょう。最後までご覧いただき、誠にありがとうございました!


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