オープンハウス(3288)の株価分析!業績&株価&EPS&ROE全て良

投資

Tidy Plus Investmentの株価分析コーナー!TwitterはTPIです。


「東京に、家を持とう」と言うキーワードの元、業績をグッと伸ばしているオープンハウス【3288】。


「OPEN HOUSE」という英語名をもじって「オペンホウセ」とCMで流していたのを聞いたことがある方もいるでしょう。


そんなオープンハウスの今後の株価がどうなっていくのか、株価分析を行いました。

・コロナの中でも業績は右肩上がり、PERも10.13倍と割安水準か

・ROEは32.0%と高い

・配当金も毎年増配、EPSも右肩上がり


この記事を書いている人。

自己紹介

青柳です。投資の知識が無い状態で投資の世界に入る。ビギナーズラックで利益が出て、本格的に投資に没頭していく。そして失敗し、50万円の損失。

誰かに言う訳にもいかず投資について猛勉強。今では50万円の損失も全額返済。

この記事ではオープンハウス【3288】の株価を分析します。


本記事では、下記の疑問に答えることを目的としています。

・オープンハウス【3288】の今後の株価はどうなる?

・ライバル他社と比べてどうなの?

・株主配当はあるの?

・PERはどう?

・ROEの指標は?

・EPSはどうなの?

・業績はどうなの?

・チャート分析をした結果は?


ぜひ、最後までご覧ください!

オープンハウス【3288】の株価を分析中です…

オープンハウス【3288】はどのような会社? 


会社概要は下記の通り。

会社名株式会社オープンハウス
本社住所東京都千代田区丸の内2-4-1 
代表者荒井 正昭
設立年1996年11月22日
業種不動産業
決算期9月


オープンハウスのWikipediaを引用しておきます。

1996年11月に株式会社アプローズとして設立。1997年9月に株式会社オープンハウスに商号変更。当初はセンチュリー21・ジャパンとフランチャイズ契約を締結していたが、2012年に解消。2013年に東京証券取引所第一部上場。

Wikipedia


オープンハウスの事業内容を簡単にまとめると「総合不動産会社」です。


ただ、これだけだと何をやっている会社かいまいち分かりません。次章から詳しく紹介していきます。

オープンハウスの事業内容 

オープンハウスの事業内容は下記の通り。

戸建関連事業
-仲介(オープンハウス)
-都心部戸建分譲(オープンハウス・ディベロップメント)
-建築請負(オープンハウス・アーキテクト)
-準都心部戸建分譲(ホーク・ワン)


マンション事業
-新築マンションの開発・分譲


収益不動産事業
-国内収益不動産等の取得・運用・販売等


オープンハウスの強みは、戸建事業です。


「東京に、家を持とう」と言うキーワードの元、都心部&狭小地の3階建てと言うコンセプトで戸建て住宅を提供。


東京に家を持ちたい層のニーズをうまく捉え、売上を伸ばすことに成功。今でもオープンハウスのコア事業です。


競合他社としては「タマホーム」「フジ住宅」「アズマハウス」が挙げられます。

オープンハウスの株価 

オープンハウスの株価


2021年8月25現在の株価チャート(3ヶ月)です。


株価は5,320円。
PERは10.13倍となります。

一般的に、PERは15倍以下が割安だと判断されることが多いです。

オープンハウスの業種である「不動産業」の平均PERは15.27倍


ちなみに競合他社の株価とPERは下記の通り。

「タマホーム」 :2,345円(PER:9.64倍)

「フジ住宅」  :666円(PER:10.09倍)

「アズマハウス」:1,517円(PER:8.02倍)


株価だけを見れば、オープンハウスが一位。ただ、PERは10.13倍と割安にも見えます。

オープンハウスの株主優待

残念ながら、オープンハウスには株主優待はありませんでした。


ただ、株主優待は変更になることもあるので、最新情報は下記からどうぞ。

投資家の皆様へ
OPENHOUSEGROUPの公式ホームページ。企業・事業のご紹介、OPENHOUSEの特徴、IR情報などをご紹介しています。
株主優待豆知識

ちなみに…株主優待があると「優待が欲しい!」と考える方が増えて「株主の増加」につながること。また「優待をもらい続けたい!」と考え「株の長期保有」をする方が増えると言われたりもします。

オープンハウスの配当金

オープンハウスの配当金(2018年〜2021年予想)

上記は、オープンハウスの2018年〜2021年までの配当金チャート。毎年増配していることから、同社の成長性が分かります。


配当利回りは1.50%となります。


日本の銘柄の中では1.5%〜3%の利回りが多いので、普通ですかね。ただ、増配をしているので今後に期待です。


オープンハウスの内部留保資金については、下記の用途で使用されるとのこと。

・今後の事業拡大に活用

オープンハウスの業績(売上・営業利益・純利益)

下記はオープンハウスの売上・営業利益をグラフにしたものです。

オープンハウスの業績(売上・営業利益):2018年〜2021年予想

下記はオープンハウスの純利益をグラフにしたものです。

オープンハウスの純利益(2018年〜2021年予想)


上記2つのチャートの通り、オープンハウスの業績は右肩上がりです。オープンハウスは業績が上がった要因を下記の通り説明しています。

・人の移動が制限され、ホテル・商業用地等に対する需要は低下。一方、宅配の増加に伴う物流施設・実需向けの住宅等に対する需要はむしろ高まっている。


このような事業環境のもと、新型コロナウイルス感染症の拡大による環境の変化をきっかけで家族が揃って自宅で過ごす時間が増えたこと並びにテレワークの機会が増えたこと。


ワークスペースを確保したいなどの新たなニーズに応えることが容易な戸建が注目された。


結果、戸建等の仲介契約件数は、前連結会計年度の実績を大きく上回って推移。また、プレサンスコーポレーションを持分法適用関連会社とし、持分法による投資利益を計上。

2020年度のオープンハウスの業績(前年比との比較Ver)

・売上高:575,951百万円(前連結会計年度比6.6%増)

・営業利益:62,129百万円(7.5%増)

・経常利益:77,357百万円(40.8%増)

・当期純利益:59,491百万円(同51.0%増)

  • 営業利益:売上総利益から販売費・一般管理費用を差し引いた利益
  • 純利益:法人税などを支払った後の「純粋」な成果



さて、プラスアルファとして競合他社として該当する「タマホーム」「フジ住宅」「アズマハウス」の業績を比較してみましょう。

2020年/単位:百万円オープンH
(5,320円)
タマホーム
(2,345円)
フジ住宅
(666円)
アズマH
(1,517円)
売上575,951209,207110,44413,555
営業利益62,1299,8735,0021,277
純利益59,4915,1093,088810

競合他社と株価は比例しているように見えます。最も業績が良いオープンハウスの株価が「5,320円」と最も高い結果に。


上記3社と比較した結果、特段オープンハウスの株価が割安放置されているとは考えづらいかな、と。


ちなみに別銘柄ですが、タマホームって売上の割に営業利益・純利益って低いんですね。

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オープンハウスのROE

2021年8月現在のオープンハウスのROEは32.0%です。たっか!


よく言われるROEの合格ラインは10%以上。なので、合格です。不動産関連業は、ROEが高くなりがちです。


ちなみに今回あげた中で、最も競合に近いであろう「タマホーム」のROEは「30.30%」となります。

ROE:企業がどれだけ効率的に利益を出しているかパーセンテージで表示する指標

オープンハウスのEPS

オープンハウスのEPS(2017年〜2020年)

オープンハウスの2017年〜2020年までのEPSは上記の通り。


業績と同じく、EPSも綺麗な右肩上がりのチャートになっていることがわかります。いいですね。

EPS:1株当たりの利益を可視化した指標。EPSが伸びていると成長している企業とも言える。


最後に、オープンハウスのチャート分析を行いましょう。

オープンハウスのチャート分析

オープンハウスの株価チャート

オープンハウスの株価チャートを見ていきましょう。やっぱり気になるのは、上記チャートに引いた、綺麗な綺麗な上昇トレンド。


もう少し早く株価分析をすればよかったと後悔しています。8月末、上昇トレンドにタッチした後株価は反発。今の所上昇トレンドに沿って、株価が上がっているように見えます。真っ先の節目としては、5,600円が上限かなとも見えます。


個人的には、ちょっと試し買いをしてみてもいいかなって思うレベルでした。(投資は個人の判断で)


気になった方は、四季報や業界地図などで詳しくチェックしてくださいね。

オープンハウス株の今後

まとめると、とても良かったです。業績は右肩上がりでROEも30%超え。チャートを見ると綺麗な上昇トレンドを描いています。


PERも10.13倍と「割安」水準に見えます。
個人的に、とても気になる銘柄となりました。


ご興味がある方は、私以外の他の投資家の意見を「アイデアブック」などでチェックして見てくださいね。


というわけで、今回はこの辺で。


あなたの投資に少しでもプラスになれば幸いです、また他の記事でお会いしましょう。


最後までご覧いただき、誠にありがとうございました!


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