あいホールディングス【3076】の今後はどうなる?!Let’s株価分析

卸売業

こんにちは、Tidy Plus Investmentです!TwitterはTPIです。


今回はあいホールディングス【3076】の株価分析を行いました。


あいホールディングス自体は持ち株会社ですが、子会社の中では防犯カメラシステムの事業が主力。


他にも「建設設計」や「発行機」「紙・布カッティングマシン」と様々な事業を行っています。


さて、そんなあいホールディングスを株価分析した結果は下記の通り。

・2020年は各事業「コロナ」により業績は悪化。しかし2021年はV字回復予想。


・株価は2,030円→2,150円が鍵か。



もう少し詳しくみていきましょう。
今回の考察人です。

自己紹介

青柳です。

投資の知識が無い状態で投資の世界に入る。ビギナーズラックで利益が出て、本格的に投資に没頭していく。そして失敗し、50万円の損失。

誰かに言う訳にもいかず投資について猛勉強。今では50万円の損失も全額返済。

この記事ではあいホールディングス【3076】について紹介しています。


記事内では他の投資家が注目する指標を解説します。


また、配当利回りや業績そして株主配当についても紹介しています。


具体的に、あなたのこんな疑問に回答します。

あいホールディングス【3076】の今後の株価予想は?

・株主配当はあるの?

・ROEやPERの指標は?

・EPSはどうなの?

・業績はどうなの?

ぜひ、最後までご覧ください!



あいホールディングス【3076】の株価を分析中です…

あいホールディングス【3076】はどのような会社?

「あいホールディングス」は、グループ会社の経営指導が主です。


2007年2月「(株)ドットウェウビー・エム・エス」と「グラフテック(株)」の両社が共同で株式移転をしたことで誕生したのがあいホールディングス。


2007年7月には設備専用のCADの開発・販売を行う「株式会社USTAGE」を子会社化。


その他にも「(株)塩見設計」「(株)メディック」など多くの企業を子会社化。


今現在あいホールディングスの子会社は28社(連結子会社26社、非連結子会社2社)まで増えています。


そんなあいホールディングスの会社概要は下記の通り。

会社名あいホールディングス(株)
本社住所東京都中央区日本橋久松町12-8
代表者佐々木 秀吉
設立年2007年4月2日
業種卸売業
決算期6月

あいホールディングスの事業内容

あいホールディングスの事業内容は下記の通り。

セキュリティ機器
セキュリティシステム機器の開発・製造及び販売

カード機器及びその他事務用機器
カード発行機器(病院、金融向けカードシステム)と事務用機器の開発・製造及び販売

情報機器
プロッタ、スキャナ等のコンピュータ周辺機器の開発・製造及び販売、保守サービス

計測機器及び環境試験装置
計測機器、環境試験装置、金属異物検査装置の開発・製造及び販売

設計事業
構造設計、耐震診断などの建築設計事業等

上記に挙げた事業以外にも「カードリーダー」「自動おしぼり製造機」の製造・販売。「ソフトウェア」の開発・販売。セキュリティ機器、カード機器等の保守サービス、リース及び割賦事業などを行っています。


様々な事業を取り込んでいるイメージです。


次章から、実際の株価チャートを見ていきましょう。

あいホールディングスの株価

あいホールディングスの株価チャート(3ヶ月)

2021年8月17日11:55分現在の株価チャート(3ヶ月)です。


株価が2,035円。
PERは20.85倍です。


一般的にPERは15倍以下が割安だと判断されます。

あいホールディングスの業種である「卸売業」の平均PERは28.80倍(全市場平均)*2021/8/17現在


また、あいホールディングスの株式を調べると関連銘柄で登場する株式銘柄を紹介します。


※2021年8月17日

ミライトHD株価2,062円
ダイワボウHD株価2,015円
プレミアムウォーターHD株価2,865円

次は、株主優待を見ていきましょう。

あいホールディングスの株主優待

残念ながら、あいホールディングスの株式を購入しても株主優待はありませんでした…。


仕方ありませんね。


ただ、株主優待は変更になることも多いです。
最新情報に関しては、あいホールディングスの公式ホームページからどうぞ。

株主・投資家の皆様へ | あい ホールディングス株式会社
株主・投資家の皆様へ決算情報、財務・業績情報、株式に関する情報などのIR情報を掲載しております。IRニュースIR活動に関するお知らせをご確認いただけます。IRカレンダーIR活動に関する年間スケジュールをご確認いただけます。IRライ

あいホールディングスの配当金

あいホールディングスの配当金(2018年〜2021年)

ミズノの配当金は2018年〜2020年毎年増配しています。良いですね。


配当利回りは2.21%となっています。めっちゃ高いわけではありませんが、日本企業の中ではまずまずの水準。


あいホールディングスの内部留保資金については、下記の用途で使用されるとのこと。

・積極的な事業展開の推進のために使用

・企業体質の一層の強化を図るための投資のために使用

あいホールディングスの業績(売上・営業利益・純利益)

下記はあいホールディングスの売上・営業利益をグラフにしたものです。

あいホールディングスの業績(売上・営業利益)

ちなみに2022年の売上予想は50,000(百万円)となります。営業利益予想は10,000(百万円)です。


下記はあいホールディングスの純利益をグラフにしたものです。

あいホールディングスの純利益(2018年〜2021年予想)

2022年のあいホールディングスの純利益予想は6,500(百万円)です。


あいホールディングスの業績は2020年は下落。
下落し理由は「コロナ」による経済活動の停滞。


とは言っても、あいホールディングス自体色々な事業を行っています。なので、それぞれの事業ごとに業績が悪化した原因を書いておきます。長いですが、ご興味のある方はどうぞ。

セキュリティ機器
マンション向け、法人向けともに順調。が、コロナ拡大の影響で、販売・納品の遅れ有り。結果、売上高は124億8千5百万円(前年同期比0.3%減)、セグメント利益は51億1千2百万円(前年同期比1.6%減)


カード機器及びその他事務用機器
鉄骨業界向けのCADソフト販売が順調。が、カード機器の主要販売先である「病院向け」への営業活動の大幅な制限、商談・納品の延期や設備投資の抑制有り。結果、売上高は45億8千7百万円(前年同期比28.3%減)、セグメント利益は6億4千7百万円(前年同期比35.3%減)


情報機器
カッティングマシン事業は、オンライン販売を中心に好調。が、業務用カッティングマシン事業は、緊急事態宣言、海外のロックダウン措置等の影響で納品や商談に遅れ有り。設備投資の抑制も見られた。結果、売上高は152億1千4百万円(前年同期比3.1%減)、セグメント利益は13億5千4百万円(前年同期比9.6%減)

計測機器及び環境試験装置
コロナにより主要顧客となる製造業で生産停止広がる。納品や商談の遅れ、設備投資の抑制有り。結果、売上高は16億4千5百万円(前年同期比20.9%減)、セグメント利益は4千万円(前年同期比76.5%減)


設計事業
公的部門を主とした案件受注が堅調。が、コロで建設工事の延期等により検収の遅れも。結果、売上高は46億3千1百万円(前年同期比1.4%増)、セグメント利益は3億4千1百万円(前年同期比13.1%減)

  • 営業利益:売上総利益から販売費・一般管理費用を差し引いた利益
  • 純利益:法人税などを支払った後の「純粋」な成果

あいホールディングスのROE

2021年8月現在のあいホールディングスのROEは9.60%です。ROEが高いと言われる基準は10%程度。なので、あいホールディングスのROEはもう一歩って感じですね。


ただ、日本企業の中では比較的高めだとは思います。

ROE:企業がどれだけ効率的に利益を出しているかパーセンテージで表示する指標

あいホールディングスのEPS

あいホールディングスのEPS(2017年〜2020年)

あいホールディングスのEPSは上記の通り。


2019年から2020年にかけて徐々に下落しているのが分かります。

EPS:1株当たりの利益を可視化した指標。EPSが伸びていると成長している企業とも言える。


最後に、あいホールディングスのチャート分析を行いましょう。

あいホールディングスのチャート分析

あいホールディングスの株価


あいホールディングスの直近3ヶ月の株価チャートです。
気になるのは2,030円付近です。


7月中旬〜8月中旬までの間に3回「2,030円」付近で株価の反発がありました。

個人的投資戦略(短期)

2,030円を割れれば放置。一方、今後2,030円付近から株価が上昇していくならば試し買いも検討。ただ、過去2,150円付近で株価が抑えられているので、早々に売却するって感じですかね。


次に、あいホールディングスの5年チャートを見ていきます。

あいホールディングスの株価



2016年には一時期3,600円まで到達。しかし、その後は緩やかに株価は下落。2020年のコロナにより一時期株価は1,000円付近まで下落したが、2021年え現在株価はV字回復をしている。

個人的投資戦略(長期)

2,030円が気になります。2,030円を割って株価が下落した場合、私ならば放置。が、あいホールディングスの株価の特徴は「イケイケどんどん感」があります。3日連続で株価が急騰している例もあるので。そのため、明日の決算が良ければ、試し買い検討。

あいホールディングス株の今後

■ファンダメンタル分析の意見

株主優待は無い。が、配当利回りは2.21%なのでまずまず。2020年の業績はコロナにより悪化だが、2021年予想でV字回復予想あり。ROEは9%台なのでもう一歩。8月18日の決算次第だが、業績が大幅改善ならば長期保有も検討余地ありか。

■テクニカル分析の意見

短期・長期的に見ても2,030円付近が一つの節目か。2,030円を割れば放置。反発すれば試し買いの検討余地あり。また、数日連騰する動きの特徴が過去有り。この特徴から、数日間保有し、短期で売却も戦略の一つか。


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