サトウ食品(2923)株の今後を考察してみた!

食料品

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Tidy Plusの気になる銘柄を分析するコーナー。今回はサトウ食品(2923)の株価を分析しました。


サトウ食品は「サトウの切り餅」や「サトウのご飯」が有名ですよね。私もお世話になっています。さて、前置きが長くても仕方がないので早速始めていきましょう。

この記事のまとめ

サトウ食品は業績・ROE・EPS全て堅調。また、PERも17.88倍と割高感そこまで感じず。2021年10月末に権利落ち日到来するので、リスク回避のため投資は手控えが吉か。11月に入り堅調に株価推移ならば、購入検討も一つの手か。


チャート的には、短期で見れば5,200円が一つの節目。長期で見れば5,000円を割っていくことで下落トレンドか?逆に5,200円で反発していけば、上昇トレンドの可能性も。


この記事の進め方は下記の通り。

サトウ食品(2923)の株価、PER、ROE、EPSなどの指標と業績をチェック。最後にチャート分析を行い、最終的に佐藤食品の株価が今後どうなっていくのかを予想・分析。

本記事はTidy Plusが独自に今後の株価を予想・分析している記事です。この記事を参考に、第三者が利益・損失が出た場合でもTidy Plusは一切責任を負いません。

サトウ食品はどんな会社?

先ほども紹介しましたが「サトウのご飯」「サトウの切り餅」などの商品が有名。事業内容は「包装餅・包装米製造販売、その他」と書かれています。


会社概要は下記の通り。

会社概要 
会社名サトウ食品株式会社
本社住所新潟市東区宝町13-5
設立年1966年10月28日
代表者名佐藤 元
決算期4月
業種食料品
上場東証2部

さて、基本情報はこの辺で。
次章から、サトウ食品の事業内容をチェックします。

サトウ食品の事業内容

国内での包装米飯及び包装餅等の製造販売を主な事業

サトウ食品の事業内容は上記の一文に集約されます。

また「本邦以外の外部顧客への売上高がない」と記載されており、海外進出はしていないようです。


なのでサトウ食品の業績が上がるには「日本にいる多くの人にサトウ食品の商品を買ってもらう」ことです。まあ当然のことですが…😅

また、お雑煮を年末に食べる日本の風習から「包装餅」は年末に売り上げが集中。


なので、今後「餅を期中を通じて安定的に食べる文化」ができたり「餅を使ったバズるレシピ」などのニュースがあれば、サトウ食品の株価・業績にも動意があるかもしれません。


さてさて、それではサトウ食品の現在の株価がどうなっているのかをチェックしましょう。

サトウ食品の株価

サトウ食品の株価チャート

2021.10.21現在のサトウ食品の株価は5,250円です。


前回、2020年10月8日に予想した時に「今年いっぱいは堅調に推移」と予想した通り、株価は順調に推移しています。


前回予想した内容は下記の通り。

ちなみにサトウ食品のPERは17.88倍(2021.10.21)です。そこまで割高な印象はありません。

さて、次章から株主優待もチェックしましょう。

サトウ食品の株主優待

サトウ食品の株を100株以上購入することで、自社製品(コメ・もち)の詰め合わせがもらえます。

また、株価に応じて優待もグレードアップします。

100株以上1,000円相当
500株以上2,000円相当
1,000株以上3,000円相当
3,000株以上5,000円相当
5,000株以上7,000円相当

まあ…悪くはないと思いますが、100株でも50万円以上かかるので、個人的にはそこまで魅力は感じません。株価が2,800円台の時であれば違ったかもしれませんが…。


私であれば優待目的で今は買おうとは思いません。


ちなみにサトウ食品の配当金は2019年:20円。2020年:40円。2021年:44円となっています。順調に増配をしていますね。

サトウ食品の業績(売上高・営業利益・純利益)

サトウ食品の業績(売上高・営業利益)

サトウ食品の売上高・営業利益は上記の通り。いいですね、堅調です。

サトウ食品の純利益(2020年〜2023年)

2021年から業績は格段に上昇しています。2021年の業績内容に対し、サトウ食品は下記のように決算資料に記載しています。ただし、表現方法は私が読みやすくしていますので改変があります。

・コロナによる外出自粛で家庭内消費食品の需要が一時的に増加したよ

・でも今後は経済状況がわりと不透明だし、厳しい経営環境が続くと思ってる

・今期はおいしさの追求は当然だけど、他にも顧客の消費動向を見ながら対応したよ

・内食需要の高まりと包装米・包装もち製品が堅調に推移したから

・今期は業績も前年比より良かったよ。

 


また「売上高、利益面とも前年同期に比べて大幅な増加であり、連結会計年度としては過去最高の実績となりました。」と記載もあることから、調子のよさがうかがえます。


2022年〜2023年の業績も堅調に推移していることがわかります。前回の予想結果で下記のように記載しましたが、業績を見れば2022年以降の見通しは「下落」から「横ばいから上昇」に変更したいほど。

サトウ食品のROE

サトウ食品のROEは2021年10月現在10.50%となっています。

いいですね〜。

ROEは10%を超えると日本株では優秀です。いい感じです。

サトウ食品のEPS

サトウ食品のEPS(2018年〜2021年)

サトウ食品のEPSは上記の通り。数字を見ても調子のよさがわかります。

2021年には295.41円まで上昇。

ここまで指標と業績を見てきましたが、今のところかなり順調です。ただ、2021年10月28日に権利落ち日なので、ちょっと今買うのはリスクが高いかな〜とも思っています。


では、いったい買い時はどこなのか最後にチャート分析をしていきましょう。

サトウ食品のチャート分析

サトウ食品の株価チャート

上記のチャートの通り、綺麗な上昇トレンドがひけました。

しかし今は下落中にも見えます。今後5,250円を割って5,000円を下落するようだと、下落トレンドに入りそうです。

大きなチャートで見ると上記のような判断基準になりました。下記は、3ヶ月チャート。

 


上記チャートを見ると、5,200円が一つ目の節目に見えます。

今後5,200円を割っていくと、短期的な下落トレンドになりそう。逆に5,200円で綺麗に反発すれば、中期的な上昇トレンドに入りそうです。

サトウ食品の今後

サトウ食品は業績・ROE・EPS全て堅調。また、PERも17.88倍と割高感そこまで感じず。2021年10月末に権利落ち日到来するので、リスク回避のため投資は手控えが吉か。11月に入り堅調に株価推移ならば、購入検討も一つの手か。


チャート的には、短期で見れば5,200円が一つの節目。長期で見れば5,000円を割っていくことで下落トレンドか?逆に5,200円で反発していけば、上昇トレンドの可能性も。


って感じですかね。
参考になれば幸いです!


最後までご覧いただき、誠にありがとうございました。


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