【鉄・日本1位】日本製鉄の今後の株価を予想してみたけど、業績問題

日本製鐵の株価予想鉄鋼

本記事は広告を含みます
Tidy Plusで得た収益の一部は募金に使用します

どうもこんにちは、Tidy Plus Investmentです。


今回は日本製鉄【5401】の株価分析を行いました。


新日本製鉄と住友金属が統合して誕生した企業として有名。


言わずと知れた、日本の有名企業の一つと言えるでしょう。


この記事のまとめは下記の通り。

この記事のまとめ(2020/12/24)

・業績はマイナス

・1,400円を超えるまでは放置

・粗鋼の生産量は国内No.1


それではもう少し詳しく見ていきましょう!


今回日本製鉄の今後の株価を分析する人は下記の通り。

自己紹介

青柳です。
株式投資を大学生から始め2020年現在投資歴6年目。

<<注意点>>

本サイトは、投資一般に関する情報の提供を目的としたものです。本サイトで提供している情報の内容に関しては万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。万一この情報に基づいて被ったいかなる損害についても、Tidy Plusは一切責任を負いません。最終的な投資の意志決定は、お客様ご自身の判断でなさるようお願いいたします。なお、予告なしに内容が変更または廃止される場合がありますので、予めご了承ください。また、本サイトがリンクしているサイトの内容につきましては、当社が一切の責任を負うものではありません。


この記事では日本製鉄(5401)について紹介します。


記事内では他の投資家が注目する指標に注目し、配当利回り・業績・株主配当などの観点から今後の株価を分析するスタンスをとっています。


具体的にあなたのこんな疑問を解決します。

・日本製鉄(5401)の今後の株価予想は?

・株主配当はあるの?

・ROEやPERの指標は?

・EPSはどうなの?

・業績はどうなの?

日本製鉄はどんな会社?

引用:日本製鐵公式ホームページ


鉄鋼メーカーとして粗鋼の生産量は日本最大です。


ちなみに世界的な規模で見ても世界第三位なので、企業としてのポテンシャルはとても高いと言えるでしょう。


グループ企業は539社(2020/12現在)で、従業員数は連結で10万人を超えます。


超・大企業ですね。


日本製鉄グループの持ち株会社。


また、コロコロ名称が変わる事で有名で「新日本製鐵」→「新日鐵住金」→「日本製鉄」になっています。


次はどんな名称になるか楽しみですけど、まあもう変わらないでしょう。


八幡製鉄所の流れを汲んでいる企業としても知られています。


そんな日本製鐵の会社概要は下記の通り。

会社概要参考サイト:日本経済新聞
会社名日本製鉄株式会社
本社住所東京都千代田区丸の内2-6-1 丸の内パークビルディング
代表者名橋本 英二
設立年1950年4月1日
業種鉄鋼
決算期3月


日本製鉄のWikipedia冒頭も載せておきます。

日本製鉄株式会社(にっぽんせいてつ、英:NIPPON STEEL CORPORATION)は、東京都千代田区に本社を置く、日本最大手の鉄鋼メーカー(高炉メーカー)であり、エンジニアリング事業や化学事業、システムソリューション事業など5つの事業を有する日本製鉄グループの中枢を担う事業持株会社である。

wikipedia

日本製鉄の事業内容


日本製鉄の事業セグメントは…

 
  • 製鉄
  • エンジニアリング
  • ケミカル&マテリアル
  • システムソリューション

に分けられます。

全事業の85%は製鉄です。


日本製鉄の目論見として、製鉄事業を中心にエンジニアリングなどの事業を派生させていきたいようです。


IT関係だと日鉄ソリューションズという企業が有名。ちなみに東証一部です。


鉄以外の収益を見ると下記の通り。

 
  • 日鉄エンジニアリング:3,404億円
  • 日鉄ケミカル&マテリアル:2,157億円
  • 日鉄ソリューションズ:2,732億円

日鉄エンジニアリングは結構いい感じですが、日鉄ケミカル&マテリアル・日鉄ソリューションズは出遅れ感があります。


まあ鉄鋼なんて元々建設関係ですからね…。

日本製鉄の株価

2020年12月24日の日本製鉄の株価チャート(3ヶ月)です。


株価は1,297.5円。


PBRは0.49倍となっています。


2020年11月から比べると若干上昇した株価チャートになっていますね。

PBRは1倍以下が割安ですが、合わせて業績もチェックしましょう。ただ単に業績が悪いだけかもしれませんので…


次に日本製鉄の株主優待を見ていきましょう。

日本製鉄の株主優待

日本製鉄の株式を500株以上購入すると、株主優待が贈呈されます。


具体的には、下記の通り。

 
  • 工場見学会・経営概況説明会招待 1,000株以上
  • 鹿島アントラーズ試合観戦招待 5,000株以上
  • 紀尾井ホール演奏会招待 5,000株以上
  • カレンダー 500株以上

工場見学会・経営概況説明会招待については抽選と申し込みが必須。


鹿島アントラーズ試合観戦招待と紀尾井ホールの演奏会招待も申し込みが必須です。


カレンダーは9月のみ。


株主優待はいきなり変更になる事も多いので、詳しくは日本製鉄の公式ホームページから最新情報をチェックしてください>>日本製鉄公式ホームページ

日本製鉄の配当金

日本製鉄の配当金の推移チャート

ちなみに配当金の参考サイトは株予報Proです。


2018年には70円の配当金が出ていましたが、2020年以降は0円。


かなりひどいですね。


投資家心理的には悪くなります。


ちなみに日本製鉄の配当金を数値化しておいたので、こちらが見やすい方は下記の図をご覧ください。

2018701株
201901株
2020101株
2021(予想)01株


ま、まあ配当金だけでは分からないので次に日本製鉄の業績を見ていきましょう。

日本製鉄の業績(売上・営業利益)

日本製鉄の業績の推移チャート図

2018→2019年までは良かったのですが、2020年から営業利益はマイナス。


2021年予想ではマイナス幅は狭まりますが、それでもマイナスはマイナス。

青柳
青柳

なんか雲行きが怪しくなってきましたね。


ちなみに日本製鉄の業績も数値化しておきましたので、合わせてチェックしてください。

 売上営業利益
20185,668,663182,382
20196,177,947265,111
20205,921,525-406,119
2021(予想)4,860,000-80,000


ここまでマイナスとなった原因としては「呉製鉄所を23年9月末をめどに閉鎖」「鹿島製鉄所などの事業所の生産ラインを休止」した事。


つまり一連の生産設備を停止した事で減損損失を計上した結果。

営業利益:売上総利益から販売費・一般管理費用を差し引いた利益

日本製鉄の純利益

日本製鉄の純利益の推移チャート

日本製鉄の売上・営業利益を見ている時になんとなく予想はできましたが、純利益も2020年から大幅に下落。


下落ってかマイナスです。


また、鉄鋼株は景気に敏感な銘柄としても知られているので、世界情勢が不安定だと真っ先に反応してしまう銘柄の一つと言っても過言ではないでしょう。


ちなみに日本製鉄の純利益を数値化すると下記の通り。

 純利益
2018195,061
2019251,169
2020-431,513
2021(予想)-150,000

純利益:法人税などを支払った後の純粋な利益

日本製鉄のROE

2020年12月現在、ROEは-14,70%となっています。


マイナスがついてしまっていますね。


これはひどい。


ROEとは企業がどれだけ効率的に利益を上げているのかがパーセンテージによって示される指標です。

日本製鉄のEPS

日本製鉄のEPSの推移チャート


日本製鉄のEPSの推移チャートです。


まったく奮いませんね…。

 EPS
2017147.97
2018204.88
2019281.77
2020-468.75

ちなみにEPSとは1株あたりの利益を可視化した指標です。


毎年伸びている企業は将来の見込みがあると言えます。

日本製鉄のチャート分析

最後に日本製鉄のチャート分析をしていきましょう。


2020年11月に1,000円まで下落後、上昇。


前回予想した通り、1,180円を超えて上昇していきましたね。


今は調整中と判断。


1,400円を明確に超えていけば短期的な上昇は見込めるでしょう。


ただ業績が今の所あまりに悪すぎので、長期的な投資は今はオススメできません。


ちなみに前回のチャート分析予想と結果。

2020/10/26予想と結果

<<予想>>
チャート分析をすると1,180円を超えてからのお話。ただ、業績が芳しくないので長期保有はオススメしません。

<<結果>>

1,180円を超えて1,297.5円まで上昇。

日本製鉄の今後

今の所は放置がオススメです。


チャート分析で言えば1,400円を超えるまでは放置。


1,400円を明確に超えていけば短期的な上昇は見込めると予想。


業績を見るとボロボロなので、今は長期投資をオススメできません。


頑張れ!日本製鉄!


今回は、以上です。


注意書き

本サイトは、投資一般に関する情報の提供を目的としたものです。本サイトで提供している情報の内容に関しては万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。万一この情報に基づいて被ったいかなる損害についても、Tidy Plusは一切責任を負いません。最終的な投資の意志決定は、お客様ご自身の判断でなさるようお願いいたします。なお、予告なしに内容が変更または廃止される場合がありますので、予めご了承ください。また、本サイトがリンクしているサイトの内容につきましては、当社が一切の責任を負うものではありません。

コメント