今回は日清製粉グループ本社(2002)について今後の株価を分析しました。日本の有名企業の一つですね。最近では青の洞窟という本格パスタの販売が有名。私自身もよく買っています。
今回の記事をざっくり書くと下記の通りです。
それでは本格的に日清製粉グループ本社(2002)の株価分析を始めます。分析方法はPER・ROE・EPSなどの指標と業績から今後の株価を確認します。
また、最後にチャート分析も行い、今後日清製粉グループ本社の株価について考察します。ボリュームが多いので、お好きな所から読み進める事をオススメします。
日清製粉グループ本社ってどんな会社?

日清製粉グループ本社の前身は館林製粉(株)です。
主に小麦粉の製造・販売を行っておりました。その後、1908年に日清製粉(株)と合併。名前を変更し、日清製粉株式会社としました。
製粉事業以外にも…
・ペットフード
・医薬
・食品事業
を始め、事業の多角化に成功。日清製粉グループ本社は、各事業の株式を100%保有する持株会社として設立されました。
会社概要 | |
会社名 | 株式会社日清製粉グループ本社 |
本社住所 | 東京都千代田区神田錦町1-25 |
設立年 | 1900年10月27日 |
代表者名 | 見目 信樹 |
決算期 | 3月 |
業種 | 食料品 |
日清製粉グループ本社の株価

上記は2021年2月25日11:08分の日清製粉グループ本社の株価チャートです。
2021年に底をつき、株価は順調に上昇しているチャートになっています。綺麗な右肩上がりです。
平均PERは23.53倍。一般的にPERは15倍以下が割安だと判断される事が多いです。
日清製粉グループ本社の業種である「食料品」の平均PERは32.32倍。業界内では日清製粉グループ本社は割安気味です。
「日清製粉グループ本社」を調べると関連銘柄で登場する株式は下記の通り。
昭和産業 | 3,160円 |
日東富士製粉 | 6,830円 |
ニップン | 1,601円 |
2021年2月25日現在です。
日清製粉グループ本社の株主優待
日清製粉グループ本社の株式を500株以上購入すると、株主優待がもらえます。
500株以上 | 自社グループ会社製品など |
株主優待の内容は下記の通りです。

日清の食品が好きな方にとっては最高の株主優待。最新の日清製粉G本社の株主優待について知りたい方は「日清製粉G本社-株主優待」からチェックして下さいね〜。
日清製粉グループ本社の配当金

配当利回りは1.93%です。
日清製粉グループ本社の配当金は毎年増配を行っています。良いですね。長期投資をしたい方にも向いている銘柄の一つ。
ただ、実際に業績をみないと何とも言えない部分もあります。次章から、売上高・営業利益・純利益を一気にチェックしましょう。
日清製粉グループ本社の業績(売上・営業利益)

売上は順調に右肩上がり、一方営業利益は横ばいが続いています。理由は、主力の製粉事業が日本・オーストラリアでうまくいっていない事が理由の一つ。
ただ、食品関係の事業は業績が安定していて良いですね。業績がガタガタしていると、長く投資を続けたいと思えませんからね…。
営業利益:売上総利益から販売費・一般管理費用を差し引いた利益
日清製粉グループ本社の純利益

あら、2021年の純利益予想は前年比より大幅に下落していますね。2020年まで順調な業績だっただけに、少し残念。しかし2022年の純利益予想は20,000(百万円)。回復が見込めそうです。
純利益:法人税などを支払った後の「純粋」な成果の事です。
日清製粉グループ本社のROE
日清製粉グループ本社のROEは2021年2月23日現在5.60%です。ちょっと低めですね。
日本の銘柄はROEが10%を超えると、高ROEだと判断される事が多いです。
ROE:企業がどれだけ資本を効率的に使って利益を稼いでいるのかを指標化した数値。
日清製粉グループ本社のEPS

2017年〜2020年までEPSは順調に上昇中。良いですね、成長性◎です。ただ、業績を見てわかるように、2021年のEPSは下落が予想されます。
EPS:1株当たりの利益を可視化した指標。毎年伸びている会社は将来の見込み有りです
EPSは外国人投資家がよく見る指標なので、私たちもチェックしましょう。さて、最後に日清製粉グループ本社のチャート分析を行います。
日清製粉グループ本社のチャート分析
まずは、日清製粉グループ本社の3ヶ月株価チャートを見ます。

2021年2月に入ってから1,800円〜1,725円の間で推移していますね。右肩上がりに株価も上昇中。
・1,725円で反発した所で買い。
ですかね。1,725円を完全に割ってしまったら放置すると思います。逆に1,800円を超えていく+業績の上方修正などがあれば打診買いを検討すると思います。
この記事を書いた次の日に価格が下落したので、この記事の為に100株買いました。す〜ぐに売却して、利益は800円程度。

今後日清製粉グループ本社の株は上昇していくのでしょうか?もう少し範囲を広げて見ていきましょう。
下記の株価チャートは2002年〜現在までの日清製粉グループ本社のチャート図。

2002年の2月頃から1,800円の壁が超えられないでいます。2021年の業績予想はいずれも2020年よりもマイナス予想。
1,800円を超えることはあっても、本格的な回復にはまだならなそうだと分析します。2,000円手前で戻りがありそう。
・今のうちに大量購入する
あくまで個人的ですが。2022年日本製粉グループの業績は回復が見込まれます。なので今回復途中にある段階で大量購入すると思います。配当金+株主優待ありなので、保有しているメリットはあり。が、2022年になるまでは保有する強い決意がいるかもしれませんね。
日清製粉グループ本社の今後
短期買いであれば、1,800円〜1,725円を目処に売買するのも面白いかもしれません。1,725円で反発したら打診買い。逆に1,800円で戻りがあれば違う戦略も考えられます。
「食料」を扱っている業種なので、株価も安定しています。
個人的にとても気になった銘柄の一つでした。
もし気になった方がいれば、四季報などでチェックして見て下さいね。
今回は、以上です!
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